メディア・リサーチ

メディアとコンテンツをめぐる雑感と考察

 ブログ検索専用のエンジンは、どのくらいあるのかわからないが、「ブログ検索」というキーワードで調べてみると、次のような検索サイトが有力であることがわかった。

Google
Yahoo!
kizasi.jp
livedoor
Ritleweb

 このうち、Googleは、最近アップされたブログ記事を検索するのに適しているようだ。ほんの数分まえにアップした自分自身のブログも検索に反映されているのには、びっくり。Yahoo!は、キーワードランキング10位までを表示してくれる。ブログ記事のトレンドを知るには便利かも。Kizasi.jpは、今日の注目キーワードを知ることができ、またキーワードを文字の大きさで表示してくれるので、話題のなかのどんな部分が注目されているかを視覚的に把握できて、これも便利。Ritlewebでは、主立った12のブログポータルのキーワード出現度を同時に示してくれる。これをみると、livedoorとはてなが多い。これは実態なのか、偏りなのか不明だ。

 それぞれに長短があるようなので、ブログトレンドを正確に知るには、これら複数のサーチエンジンを使い分けるのがいいようだ。
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 ロジャーズの「普及過程」モデルでは、正規分布曲線が「普及カーブ」として紹介されている。これをパソコンで簡単に描ける方法はないものか、ウェブ検索で調べてみた。その結果、二つの方法があることがわかった。

統計WEB | 統計Tips | Excel による正規分布曲線のグラフの作り方
標準正規分布グラフを作成する-NORMDIST関数  

 両方とも、エクセルを用いた方法だが、比べてみると、明らかに後者の方が簡単のようだ。イラストレーターとか花子のようなイラスト専用ソフトよりもエクセルの方が簡単に作れるというのは皮肉といえる。

 要は、NORMDIST関数を使うということ。

 (1) A1セルに-6から6までの数値を0.1刻みで(オートフィル機能を使って)入れる
 (2) B1セルに「=NORMDIST(A1,0,1,FALSE)」を入れ、オートフィルする
 (3) グラフの「散布図」を選び、描画する

 これだけで、美しい標準正規分布曲線が描けるのだ。※くわしくは、上でリンクしたサイトを参照

 なお、上の関数表示の部分で、FALSEの代わりにTRUEと入れれれば、累積曲線が描ける。これは、普及のS字カーブを描くときに便利。これも美しい。

EasyCapture1


EasyCapture2


 グラフ中の数値や目盛り線を消したいときは、その部分を右クリックして、「削除」を指定すればよい。下のような簡明なグラフが得られる。

EasyCapture3


 フォトショップと花子を使って、これに線や名称を付け加えると、下のような「普及曲線」が描ける。
イラストレーターを持っていないので、これが精一杯のところ。イラストレーターならば、もっと見栄えのいい曲線を描けるかも、、、まっ、いっか。

普及カーブ







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東京電力福島第1原発2号機の原子炉格納容器内で、核分裂によって生じる放射性のキセノン133やキセノン135とみられる気体がごく微量検出された問題で、経済産業省原子力安全・保安院は2日、検出されたのはキセノン133と135だったと発表した。東電も同日、気体を再度測定した結果、同濃度のキセノンとみられる気体を検出したと発表。保安院は核分裂反応が起き、キセノンが発生した可能性は高いと話している。 (毎日新聞:2011年11月2日
 これは気になる記事だ。原発内で実際に起きていることは、だれも直接確認できないだけに、不安も大きい。
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 これについては、すでに別の記事で指摘したが、もう一度繰り返しておきたい。

 ウィキペディアには、「デジタルネイティブ」の項目がある。この中で、「ガートナーのPeter Sondergaardが名付けた名称」(2011年11月1日閲覧時点)と記述されているが、これは間違っていると思われる。前掲書( The Digital Divide)の中でMarc Prenskyの雑誌論文が転載されており、Prensky氏が2001年に雑誌On the Horizon で、初めて「デジタルネイティブ」という言葉を使ったというのが正しいようだ。ウィキペディアのこの項目は、まだ「書きかけ」の状態にあり、いずれだれかが修正することを期待したい。ちなみに、英語版Wikipediaでは、語源について、Marc Prensky氏が2001年に初めて唱えた、と正しく記述されている。ウィキペディアの場合、日本語版は英語版に比べて正確度が劣る面があることを示す一例といえるかもしれない。

 正確にいうと、On the Horizonという教育関係の雑誌のVol.9 Isssue 5, issue6(2001年10月~12月)で2回にわたって掲載された、"Digital Natives, Digital Immigrants" という論文が、「デジタルネイティブ」という言葉の初出記事となる。次の文章が初出の箇所である:

   What should we call these "new" students of today? Some refer to them as the N- [for digital] - gen. But the most useful designation I have found for them is Digital Natives. Our students today are all "native speakers" of the digital language of computers, video games and the Internet.

〔訳〕このような今日の「新しい」学生たちをどう呼ぶべきなのだろうか?ある人は彼らを「N世代」と呼んでいる。しかし、私が見つけたもっとも有用な呼称は、「デジタルネイティブ」だ。今日の学生たちはすべて、コンピュータ、ビデオゲーム、インターネットのデジタル言語の「ネイティブスピーカー」なのだ。

 もう一つ、デジタルネイティブと対になって使われる「デジタルイミグラント」も、同じプレンスキー氏の造語だ。
 上記のパラグラフに続いて、次のように、定義している。

   So what does that make the rest of us ? Those of us who were not born into the digital world but have, at some later point in our lives, become fascinated by and adopted many of most aspects of the new technology are, and always will be compared to them, Digital immigrants.

〔訳〕それでは、その他のわれわれはなんと呼ぶべきか?デジタル世界に生まれてはこなかったが、われわれの人生のある時点で新しいテクノロジーの大部分に魅せられ、それらを採用するようになり、つねにデジタルネイティブと比較されるだろう人々、それは「デジタルイミグラント」である。

※なお、NHK「デジタルネイティブ取材班」編『デジタルネイティブ』(NHK出版, 2009)には、「デジタルネイティブという言葉を最初に使ったのは、アメリカの作家、マーク・プレンスキーだといわれている」と、正しく紹介されている。もっとも、上記の引用原文では、The most useful designation I have found for them is Didital Natives となっており、found ということばからすると、プレンスキー氏のオリジナルな造語かどうかは、必ずしもはっきりとはしない。すでに、一部の人々がこのことばを使っていたのを「見つけた」ということなのかもしれない。

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 The Digital Divideという本には、ウィキペディアに関する論文もいくつか掲載されている。その中の一つを紹介しておきたい。Cathy Davisonの"We can't ignore the influence of digital technologies"というタイトルの章だ。例によって、わからない英単語の意味を入れながら、抄訳をつくってみよう。

・heresy 異教、異端、異説
・harrumph (おほんと)咳払いをする
〔原文〕 When I read the other day that the history department at Middlebury College had "banned Wikipedia," I immediately wrote to the college's president to express my concern that such a decision would lead to a national trend, one that would not be good for higher education. "Banning" has connnotations of evil or heresy. Is Wikipedia really that bad? (中略) Soon after the Middlebury story was reported, one of my colleagues harrumphed, "Thank goodness someone is maintaining standards!" I asked what he meant, and he said that Wikipedia was prone to error. So are encyclopedias, I countered.
〔訳〕先日、ミドルベリー大学の歴史学科がウィキペディアを「禁止した」という話を読んだとき、私はすぐに学長に手紙を書き、そのような決定は全国的なトレンドをつくり、それは高等教育にとってよいことではないだろう、という懸念を表明した。「禁止」ということばは悪いもの、異端といった意味合いを含んでいる。ウィキペディアは本当に悪いものなのか?〔中略〕 ミドルベリーのストーリーが報道されてから間もないころ、私の同僚の一人が、オッホンと咳払いしながら、「なんというすばらしいことか。誰かが規律を維持している!」と言った。私は彼に「それはどういう意味なの?」と聞いたところ、かれは「ウィキペディアには誤りが多い」と言った。「百科事典にもね」と私は言い返した。

・hone (技術などを)磨く
・knee-jerk (反応などが)反射的な;型にはまった
〔原文〕 The students at Middlebury have grown up honing those skills. Don't we want them to both mine the potential tools in their formal education and think critically about them That would be far more productived than a knee-jerk "Delete".
〔訳〕ミドルベリー大学の学生たちはそうしたスキル(デジタル技術を用いて情報を検索したり学習したりすること)を磨いて育ってきたのだ。われわれは公式教育の中で、そうしたツールのもつ潜在力を発掘すると同時にそれらについて批判的に考えさせたいとは思わないだろうか?

・hubbub がやがやいう音
・extrapolate (未知の事項を既知の事項から)推定する、外挿する
〔原文〕 I urge readers to take the hubbub around Middlebury's decision as an opportunity to engage students- and the country - in a substantive discussion of how we learn today, of how we make arguments from evidence, of how we extrapolate from discrete facts to theories and interpretations, and on what basis.
〔訳〕私は読者に対し、ミドルベリー大学の決定を一つのチャンスととらえて活発に議論することを勧めたい。それは、学生たち(そしてこの国)が、今日どのように学ぶべきか、どのように証拠にもとづいて議論すべきか、どのように個別的な事実から外挿して理論や解釈を構築すべきか、そしていかなる基礎にもとづいて議論すべきかについてである。

※関連ニュース記事:
(The New York Times:2007年2月21日)
A History Department Bans Citing Wikipedia as a Research Source

(朝日新聞記事:2007年2月23日)
ウィキペディア頼み、誤答続々 米大学が試験で引用禁止
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 いま読み進めているThe Digital Divideという本には、web2.0のオリジナル文書の他に、いくつかの関連論考が掲載されている。 その一つは、"Web 2.0: the second generation of the internet has arrived and it's worse than you think"  というもので、このタイトルから想像する限り、Web2.0批判のようだ。著者は、Andrew Keen氏。出典は、The Weekly Standard誌(2006年2月14日)。

 この論考の要旨を、原文と訳文を併記しながら紹介していきたい。

・nimble 動きの速い、すばやい、敏捷な
〔原文〕 We moderns are less nimble at resisting great seductions, particularly those utopian vision that promise grand political or cultural salvation. (中略) Here in Silicon Valley, this seduction has announced itself to the world as the "Web2.0" movement. 
〔訳〕われわれ現代人は、大きな誘惑に抵抗するのに、(古代の人々ほど)敏捷ではない。とくに、政治的、文化的な壮大な救済を約束するユートピア的ビジョンに対しては。(中略) ここシリコンバレーでは、この誘惑は「Web2.0」運動として世界に自ら宣言している。

・opinionated 自説を固執する
〔原文〕 This Web2.0 dream is Socrates' nightmare: technology that arms every citizen with the means to be an opinionated artist or writer.
〔訳〕このWeb2.0の夢はソクラテスの悪夢だ。すべての市民に自説を固執する芸術家や作家になるための手段を装備する技術なのだから。

・eschatology 終末論
〔原文〕 This outlook is typical of the Web2.0 movement, which fuses '60s radicalism with the utopian eschatology of digital technology. The ideological outcome may be trouble for all of us.
〔訳〕この見通し(ユーザー生成的なオンラインコンテンツが約束の地だという考え)は、Web2.0運動にとって典型的なものだ。それは60年代のラディカリズムとデジタル技術のユートピア的終末論を融合したものだ。

・geek コンピュータやインターネット技術に極端にのめり込む人々
〔原文〕 The movement bridges countercultural radicals of the '60s such as Steve Jobs with contemporary geek culture of Google's Larry Page.
〔訳〕こうした運動はスティーブ・ジョブズのような60年代のカウンターカルチャーの過激派とグーグルのラリー・ペイジを結びつけている。

・exuberance 豊富
〔原文〕 We know what happened first time around, in the dot-com boom of the '90s. At first there was irrational exuberance. Then the dot-com bubble popped; some people lost a lot of money and a lot of people lost some money. But nothing really changed. Big media remained big media and almost everything else - with the exception of Amazon.com and eBay - withered away.
〔訳〕われわれは90年代のドットコムブームの最初期に何が起こったかを知っている。最初の頃は、豊穣さがあった。それから、ドットコムバブルがはじけた。なにがしかの人々は多額の金を失い、多くの人はなにがしかの金を失った。しかし、実際にはなにも変わらなかった。ビッグメディアはビッグメディアのままでとどまり、その他のほとんは、アマゾンやeBayを除いては衰退してしまった。

・dinosaur 恐竜
・annihilation 絶滅
〔原文〕This time, however, the consequences of the digital media revolution are much more profound. Apple and Google and craiglist really are revolutionizing our cultural habirts. Traditional "elitist" media is being destroyed by digital technologies. Network television, the modern equivalent of the dinosaur, is being shaken by TiVo's overnight annnihilation of the thirty-second commercial. The iPod is undermining the multi-billion-dollar music industry.
〔訳〕しかしながら、今回は、デジタルメディア革命の影響ははるかに広範囲に及んでいる。アップルやグーグルやクレイグリストは実際にわれわれの文化的習慣を革命的に変化させている。伝統的な「エリート」メディアはデジタル技術によって破壊されている、恐竜の現代版であるネットワークTVは、デジタルビデオレコーダーが30秒のコマーシャルを一晩で絶滅させることによって大きく揺らいでいる。iPodは数十億ドルの音楽産業を根底から覆している。

・drain 排水する;〔飲み干して〕空にする
〔原文〕 Meanwhile, digital piracy, enabled by Silicon Valley hardware adn justified by Silicon Valley intellectual property communists such as Larry Lessig, is draining revenue from established artists, movie studios, newspapers, record labels, and songwriters.
〔訳〕その一方で、(シリコンバレーのハードウェアによって可能にされ、ラリー・レッシグのようなシリコンバレーの知的財産共産主義者によって正当化されている)デジタル海賊行為は、既存のアーティスト、映画スタジオ、新聞社、レコードレイベル、ソングライターから収入を枯渇させている。

・amnesia 記憶喪失
〔原文〕One of the unintended consequences of the Web2.0 movement may well be that we fall, collectively, into the amnesia that Kafka describes. Without an elite mainstream media, we will lose our memory for things learned, read, experienced, or heard.
〔訳〕Web2.0運動の意図せざる結果は、われわれが集合的にカフカの記述する記憶喪失に陥ってしまうということかもしれない。エリート主流メディアがなければ、われわれは学習され、読まれ、経験され、あるいは聴かれたものごとの記憶を失ってしまうことだろう。

(終わり)

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 Didital Divideと同様、最近忘れられているネット用語として、WEB2.0ということばがある。ソーシャルメディアにほとんど置き換えられた感がある。

 Web2.0という言葉が初めて登場したのは、いまから7年前の2004年のことだ。同年10月、アメリカの出版社オライリーメディア社のCEOであるテム・オライリー氏が、サンフランシスコで「Web2.0カンファレンス」という会議を開催したのが始まり。翌2005年9月30日、オライリー氏は、ウェブ上で「Web2.0とは何か?」という題名の論文を発表し、その全体像を明らかにした。その直後から、日本でもこの言葉が大きな話題になった。日経ITPROのウェブサイトをみると、10月21日付けの記事として、「web2.0を知っていますか?」という詳しい紹介記事が掲載されている。また、2006年2月には、Internet Watchでも、詳しく紹介されている。そこでは、web2.0 7つの原則という形で整理されている。

(1)ウェブがプラットフォームとして振る舞う → グーグルなど
(2)集合知を利用する → グーグル、アマゾン、はてなブックマーク、@コスメ、ウィキペディアなど
(3)データは次世代の「インテル・インサイド」 → グーグルマップなど
(4)ソフトウェア・リリースサイクルのおわり →ソフトは市販ではなく、自社サーバーにおく
(5)軽量なプログラミングモデル → 迅速に開発できる環境を構築
(6)単一デバイドのレベルをこえたソフトウェア → PCだけではなく、ケータイやスマホにも対応
(7)リッチなユーザー経験 → 待ち時間のない、ユーザー本意のサービス

 これらの原則は、ソーシャルメディア全盛の今日でも十分通用するものではないだろうか。

 では、Web2.0はその後、どのように展開しているのだろうか?まったく消えてしまった訳でもないようだ。オライリー氏自身が2009年に発表した "Web squared: web2.0 five years on"という論文で、その手がかりを探ってみたい。原論文を読もうと思ったら、その抄訳(解説つき)がウェブ上で公開されていたので、とりあえず、リンクをつけさせていただきたい。

 ・web squared (ウェブの2乗 その1)
 ・web squared (ウェブの2乗 その2)
 ・web squared (ウェブの2乗 その3)
 ・web squared (ウェブの2乗 その4)

 例によって、原論文の中に出現する難しい英単語を学びながら、読み進めていくことにしたい。

<序>
・bust  破裂、破産、破綻
 〔原文〕 The original Web2.0 Conference was designed to restore confidence in an industry that has lost its way after the dot-com bust.
 〔訳〕 もともとのweb2.0カンファレンスは、ドットコムバブル破綻のあと、業界が見失った自信を復活させるために企画されたものである。

・sentient 感覚をもった
 〔原文〕We're constantly asked about "Web3.0". Is it the semantic web? The sentient web? Is it the social web? The mobile web?
 〔訳〕われわれは絶えず「ウェブ3.0」について尋ねられてきた。それは意味論的なウェブか?感覚をもったウェブか?ソーシャルなウェブか?モバイルウェブか?、などと。

<集合知を再定義する:新たな入力センサー>
( redefining collective intelligence: new sensory input)

・lingua franca 共通語
 〔原文〕 Consider search - currently the lingua franca of the Web. (中略) Modern search engines now use complex algorithms and hundreds of different ranking criteria to produce their results.
 〔訳〕ウェブの共通語になっているサーチ(検索)を考えてみよう。(中略) 現在のサーチエンジンは、検索結果を作り出すために、複雑なアルゴリズムと数百ものランキング基準を用いている。

<ウェブはどのようにして学ぶのか:明示的 対 暗示的な意味>
(How the Web learns: Explicit vs. Implicit Meaning)

・inferential 推理的、推測的、推論的
〔原文〕But how does Web learn? What we see in practice is that meaning is learned "inferentially" from a body of data.
〔訳〕しかし、ウェブはどのようにして学ぶのか?実際に見るのは、意味がデータの中から「推論的」に学習するということである。

<ウェブと世界の出会い:「情報の影」と「事物のインターネット化」>
(Web Meets World: The "Information Shadow" and the "Internet of Things")

・breakthrough 大きな進歩、躍進、貴重な発見
〔原文〕The increasing richnessof both sensor data and machine learning will lead to new frontiers in creative expression and imaginative reconstruction of the world. (中略)All of these breakthroughs are reflections of the fact noted by Mike Kuniavsky of ThingM, that real world objects have "information shadows" in cyberspace. For instance, a book has information shadows on Amazon, on Google Book Search, on Goodreads, Shelfari, and librarything, on eBay and on BookMooch, on Twitter, and in a thousand blogs.
〔訳〕センサーデータや機械学習におけるリッチさの増大は、創造的な表現や世界のイマジネーションに満ちた再構築における新しいフロンティアへと導いてくれるだろう。(中略) これらすべての画期的進歩はThinfMのmike kuniavskyが述べているように、現実世界の事物がサイバースペースに「情報の影」をもっているという事実の反映である。例えば、一冊の本はアマゾン、グーグルブックサーチ、等々に情報の影をもっている。

・hodgepodge (主に米国で用いられる)ごた混ぜ
〔原文〕Many who talk about the Internet of Things assume that what will get us there is the combination of ultra-cheap REID and IP addresses for everyday objects. The assumption is that every object must have a unique identifier for the Internet Things to work. What the web 2.0 sensibility tells us is that we'll get to the Internet of Things via a hodgepodge of sensor data contributing, bottom-up, to machine-learning applications that gradually make more and more sense of the data that is handed to them.
〔訳〕事物のインターネット化について語る多くの人は、われわれをそこにつれていくのは、日常的な事物に対する超安いREIDタグとIPアドレスの結合だということを想定している。この前提は、事物のインターネット化がうまく働くためには、すべての事物はユニーク(独自)な識別子をもっていなければならないということである。(しかし)Web2.0のセンシビリティがわれわれに教えてくれるのは、我々はセンサーのごたまぜのデータを介して事物のインターネットに到達することができるということだ。こうしたセンサーデータは、ボトムアップ式に機械学習的なアプリケーションに貢献し、次第により多くのデータを意味づけるようになるだろう。

〔注〕(事物のインターネット化の例):
 スーパーマーケットの棚に並んでいるワインが事物のインターネット化に参加するには、RFIDタグは必要ない。それには、単にあなたがワインのラベルをケータイで写真に撮るだけでいいのだ。あとは、あなたのケータイ、イメージ認識装置、サーチ、感覚的ウェブ、GPSなどが(自動的に事物のインターネット化を)やってくれるわけだから。
 
・revelation (今までわからなかったことを)明らかにすること、暴露、発覚
〔原文〕As more and more of our world is sensor-enabled, there will be surprising revelations in how much meaning - and value - can be extracted from their data streams.
〔訳〕われわれの世界がますますセンサーで探知できるようになるにつれて、どれほど多くの意味(そして価値)がそうしたデータ・ストリームから抽出されるという新たな発見が生まれることだろう。

<リアルタイムの台頭:集合的精神>
(The Rise of Real Time: A Collective mind)

・cascade 小滝;階段状に連続する滝
〔原文〕Real-time search encourages real-time response. Retweeted "information cascades" spread breaking news acrosss Twitter in moments, making it the earliest source for many people to learn about what's just happened.
〔訳〕リアルタイムの検索はリアルタイムの反応を促進する。リツイートされた「情報の奔流」はツイッターを通じてあっという間にニュース速報を拡散させ、多くの人々によって、いま起きたばかりの出来事を知るための最初の情報源となる。

・infuse (人・心を)満たす
〔原文〕 Real time is not limited to social media or mobile. Walmart realized that a customer purchasing an item is a vote, and the cash register is a sensor counting that vote.  Real-time feedback loops drive inventory. WalMart may not be a Web2.0 company, but they are without doubt a Web Squared company: one whose operations are so infused with IT, so innately driven by data from their customers, that it provides them immense competitive advantage.
〔訳〕リアルタイムはソーシャルメディアやモバイルだけに限られているわけではない。ウォルマートは顧客の購買行動が「投票」であることに気づいた。そして、キャッシュレジスターが投票を数えるセンサーになっているのだ。リアルタイムのフィードバック・ループが品揃えに反映される。ウォルマートはWeb2.0の企業ではないかもしれないが、間違いなくウェブ2乗の企業である。そのオペレーションはITに満ちあふれている。本質的に顧客からのデータによって動いているので、彼らにとっては巨大な競争上の優位性を提供しているのだ。

<結論:大切なもの>
(In Conclusion: The Stuff That Matters)

・leverage (~に)影響力を行使する
〔原文〕 2009 marks a pivot point in the history of the Web. It's time to leverage the true power of the platform we've built. The Web is no longer an industry unto itself - the Web is now the world.
〔訳〕2009年はウェブの歴史の中でも画期的な位置を占める。それはわれわれが築いたプラットフォームの力を行使する時だ。ウェブはもはや一業界のものではない。ウェブは今や世界そのものなのだ。

〔終わり〕




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 あす中に、世界の総人口が70億人を超えるとの予測。Worldometerでは、カウントダウンが進行中。爆発的増加の主な原因は、アフリカ諸国の激増にある、と。人口増と貧困の悪循環がとまらない。
 
 ・読売新聞「明日、世界人口70億人に
 ・Worldometers
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 これもまた、The Digital Divideという本で抜粋が掲載されていた章のタイトルです。Grown Up Digital (pp.73-96)。すでに、2009年に邦訳が出ています(原書は2008年刊行)。詳しくはそちらを参照していただくとして、ここでは、英単語の勉強の一部として、抜粋を紹介しておきたいと思います。ちなみに、「8つの規範」とは、世界中の6000人のネット世代に対する調査をもとに、かれらのもつ規範(他の世代と異なる態度、行動上の特性)を抽出したものです。翻訳はまだ手元にないため、訳語が違っているかもしれません。

(1)自由(freedom)
(2)カスタマイズ性(customization)
(3)探索力(scrutiny)
(4)誠実さ(integrity)
(5)協働(collaboration)
(6)娯楽(entertainment)
(7)スピード(speed)
(8)イノベーション(innovation)

pester (人などを)悩ます、困らせる
 〔原文〕Since I was in the business of observing the impact of the Internet, I started pestering Niki with questions at the dinner table about what she was doing online.
 〔訳〕私がインターネットの影響を観察するビジネスを始めて以来、私はディナーテーブル上でニキ(タプスコットさんの娘)がオンラインで何をしているのかという質問で彼女を悩ませることになった。

(1) freedom(自由)

revel (・・・を)大いに楽しむ、耽る
 〔原文〕 They revel in the freedom. My son Alex, for instance, is thinking about getting an MBA or a law degree. But when I asked him about his immediate plans for a job, he put it this way:"A commitment of three years or more would make me hesitate...."
 〔訳〕彼ら(ネット世代)は自由を満喫している。例えば、私の息子アレックスは、MBAの資格や法学士の資格を取得することを考えている。しかし、就職についての直近の計画を訪ねると、こんな風に答える:「3年以上拘束されるのはいやだ、、、。僕は20代のうちは、自分探し、自己実現に専念したいんだ」

hedgehog ハリネズミ 
 〔原文〕Curious whether the African Pygmy hedgehog makes a good pet for a pre-teen? Google offers more than 25,000 links to "African Pygmy Hedgehog" to help the Net Gener decide.
 〔訳〕アフリカ・ピグミー・ハリネズミがプレティーンにとってよいペットかどうか、興味がありますか?グーグルはネット世代の決定を助けるために「アフリカ・ピグミー・ハリネズミ」へのリンクを25000以上張っているのだ。

(2) customization(カスタマイズ性)

quaint 古風な
relic 遺物
〔原文〕With YouTube, television networks run the risk of becoming quaint relics. The industry will still produce programming, but where and when the programming is watched will be up to the viewer.
〔訳〕ユーチューブのおかげで、テレビネットワークは古くさい遺物と化す危険を負っている。この業界は依然として番組を作り続けるだろうが、いつどこで番組が見られるかは、視聴者次第だ。

(3) scrutiny(探索力)

fisher フィッシング詐欺
scam 信用詐欺
〔原文〕Net Geners are the new scrutinizers. Given the large number of information sources on the Web, not to mention unreliable information - spam, phishers, inaccuracies, hoaxes, scams, and misrepresentations - today's youth have the ability to distinguish between fact and fiction.
〔訳〕ネット世代は新しい探索者だ。ウェブ上にある数多くの情報ソース(信頼できない情報-スパム、フィッシング詐欺、デマ、信用詐欺、誤った記述など-)からすると、今日の若者は事実と虚偽を見分ける能力を持っているといえる。
candor 公平無私、虚心坦懐、正直、率直
〔原文〕For anyone wanting to reach this age group, the best strategy is candor. They should provide Net geners with ample product information that is easy to access.
〔訳〕この年代グループに到達したいと思う者はだれでも、最良の戦略は「率直さ」だ。かれらはネット世代に対し、アクセスの容易な製品情報を豊富に提供すべきだ。

(4) integrity(誠実さ)

・give a damn 少しもかまわない
〔原文〕The stereotype that this generation doesn't give a damn is not supported by the facts. Net Geners care about integrity - being honest, consideerate, transparent, and abiding by their commitments.
この世代が(他者に対して)少しもかまわない、というステレオタイプは事実に反する。ネット世代は誠実さを気にかけている。つまり、正直であること、思慮深いこと、透明性をもつこと、約束を守ることなど、、

(5) collaboration (協働)

・harness (自然力を)利用する
〔原文〕 The new collaboration is not traditional teamwork at all. The difference today is that individual efforts can be harnessed on a large scale to achieve collective outcomes, like Wikipedia, the online encyclopedia written by 75,000 active volunteers.
〔訳〕新しいコラボレーションは伝統的なティームワークとは異なっている。現代における相違点は、個人の努力が集合的な成果を達成するために利用されるということである。オンライン百科事典のウィキペディアのように。

(6) entertainment (娯楽)

growl がみがみ不平を言う
goof off 怠ける、さぼる
〔原文〕Employers often growl when they see Net geners goofing off online at work. But I think that employers should cool it.
〔訳〕雇用者はしばしばネット世代が仕事中にオンラインで怠けている、と不平を言う。しかし、私は雇用者がもうすこし冷静になるべきだと思う。

(7) speed 〔スピード〕

24/7 つねに、いつでも。24 hours / 7 days a week の略語。twenty-four sevenと発音する。
〔原文〕 Having grown up digital, they expect speed - and not just in video games. They're used to instant responsee, 24/7.

〔訳〕デジタルに育った彼らは、スピードを要求する。それはビデオゲームだけではない。彼らはいつでもすぐにという即座の反応に慣れているのだ。

(8) innovation 〔イノベーション〕

toil 骨を折る、難渋しながら歩く
〔原文〕Net Geners don't want to toil in the same old bureaucracies as their parents. They've grown up in an era of constant innovation and change.
(訳)ネット世代は両親と同じような古くさい官僚的なやりかたで骨を折って進むことを望んではいない。彼らは絶え間なきイノベーションと変化の時代に育ったのだ。





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 以下は、Gary Small & Gigi Vorgan著「iBrain: Surviving the Technological Alteration of the Modern Mind.」〔2008年〕からの抜粋です。The Digital Divideに掲載されていました。初出の英単語に続いて、その邦訳をつけてみました。
dwarf (動詞)成長を妨げる、小さくする、いじけさせる
 〔原文〕 Internet social networks like mySpace and Facebook have exceeded a hundred million users, emerging as the new marketing giants of the digital age and dwarfing traditional outlets such as newspapers and magazines. 
 〔訳〕マイスペースやフェイスブックのようなインターネット上のソーシャルネットワークは一億人以上のユーザーをもっており、デジタル時代における新しいマーケットの巨人として出現しており、新聞や雑誌のような伝統的媒体の成長を妨げている。
snap at ~ (~に)飛びつく、先を争ってとる
 〔原文〕Digital natives are snapping up the newest electronic gadgets and toys with glee and often putting them to use in the workplace.
 〔訳〕デジタルネイティブたちは新しい電子製品やおもちゃに大喜びで飛びつき、しばしばそれを職場に持ち込んで利用している。
・ thrive 栄える、繁栄する;丈夫に育つ
 〔原文〕Darwin's principle of survival of the fittest helps explain how those with a genetic edge are more likely to survive, thrive, and pass their DNA on to the next generation.
 〔訳〕ダーウィンの「適者生存」の原理は、遺伝的な優勢をもった人々がいかに生存し、栄え、DNAを次世代に伝えることができるかを説明するのに役立つ。
dexterity (特に手先の)器用さ
 〔原文〕 As one side of the brain evolved to become stronger at controlling manual dexterity, the opposite side become morer specialized in the evolution of language.
 〔訳〕一方の側の脳が手先の器用さをコントロールするのに強くなるように進化するにつれて、反対側の脳は言語の進化により専門化するようになる。
savvy 〔俗語〕知る
 〔原文〕 For a typical computer-savvy individual, the neural circuit training occurs relatively early and then remains stable.
 〔訳〕典型的なコンピュータをよく知っている人の場合、神経回路のトレーニングは比較的速く生じ、その後も安定した状態が続く(という実験結果が得られた)。
・malleable (人・性質など)柔軟な、順応性のある
 〔原文〕 What about the brains of young people, whose neural circuitry is even more malleable and plastic?
 〔訳〕神経回路がさらに柔軟で可塑的な若い人々の脳についてはどうか? 
proficiency 熟達、堪能
 〔原文〕These new brain proficiencies will be even greater in future generations and alter our current understanding and definition of intelligence.
 〔訳〕 こうした新しい脳の熟達は、将来の世代では、より大きくなり、またわれわれの「知性」概念や理解を変えていくことだろう



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 英語の本を読んでいると、難しい単語がやたら並んでいるものと、きわめて平易な文章で綴られているものとがあることに驚かされる。いま読んでいるのは、さきにも紹介したDidital Divideという、今年発売されたばかりの本だが、これは論文集ということで、多数の執筆者の文章が含まれている。英単語の難易度からいっても、優しいものから難解なものまでさまざまだ。

 例によって、Weblioオンライン辞書を手元において、引きながら読んでいる。この辞書のいいところは、主立った単語については、音声で発音を確かめることができることだ。音声ボタンを押すと、ネイティブスピーカーの声で発音してくれる。これは、単に発音を確かめるだけではなく、単語を覚えるのにも有効のようだ。

 今日出くわした新単語を拾い上げると、次のようなものがある。
etch 深く刻みつける (エッチングということばは日本語にもなっていますね。その連想で覚えよう)
  〔原文〕Reading is not etched into our genes the way speech is.
   〔訳〕文章を書くことは、話すことのようにわれわれの遺伝子に刻み込まれているわけではない
・ideogram 表意文字
  〔原文〕Readers of ideograms , such as the Chinese, develop a mental circuitry for reading that is very different from circuitry found in those of us whose written language employs an alphabet.
  〔訳〕中国語のような表意文字の読者は、書かれた文字がアルファベットであるわれわれとは違った精神的な情報処理回路を発達させている。
curtail 切り詰める、短縮する、省略する
  〔原文〕Friedrich Nietzsche had been forced to curtail his writing, and he feared that he would soon have to give it up.
  〔訳〕フリードリヒ・ニーチェは、かれの書物を切り詰めざるを得なかった。そして、かれはやがてそれを放棄しなければならないことを恐れた。
・subsume 包摂する
  〔原文〕The Internet, an immeasurably powerful computing system, is subsuming most of our other intellectual technologies.
  〔訳〕計り知れないほど強力な計算システムであるインターネットは、われわれのもつ他の大部分の知的テクノロジーを包摂するようになっている。
contemplation 黙想、熟考
  〔原文〕In Google's world, the world we enter when we go online, there's little place for the fuzziness of contemplation.
  〔訳〕グーグルの世界(われわれがオンラインに入るときの世界)では、熟考のファジーさが入り込む余地がない。
・Worrywart  心配性の人
  〔原文〕Maybe I'm just a worrywart. Just as there's a tendency to glorify technological progress, there's a countertendency to expect the worst of every new tool or machine.
  〔訳〕たぶん私は心配性なのかもしれない。技術進歩を称賛する傾向があるのと同様に、どんな新しい道具や機械に対して最悪の事態を想定する反対の傾向があるのだ。
bemoan 悲しむ、嘆く
  〔原文〕In Plato's Phaedrus , Socrates bemoaned the development of writing.
  〔訳〕プラトンのPhaedrusの中で、ソクラテスは書き言葉の発展を嘆き悲しんだ。

以上の文章は、「インターネットのおかげで、われわれの精神的情報処理の回路や思考方法が根本的に変化してしまった」という趣旨の論文から引いたものだ。〔タイトルは、「グーグルはわれわれをバカにさせているか?」となっている)。
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 もうすぐハロウィーン祭りがやってくる。それで思い出すのが、1938年10月30日、アメリカのCBSラジオで放送された「火星人来襲」ラジオドラマが全米に引き起こした「パニック」騒動だ。

 その放送の全内容を、今では「ユーチューブ」で聴くことができる。これを聴いて、多くのリスナーが「本物のニュース」と勘違いしたというが、この録音版で、その真実が明らかになるかどうか、ぜひチェックしてみたいところだ。



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 最近は、英書を読むとき、英和辞典はまったく引かなくなってしまった。その代わりに重宝しているのが、Weblio英和・和英辞典(オンライン版)だ。原典は研究社の新英和・和英辞典だそうだが、合計約25万語を収録しているというのだからすごい。発音のオーディオもついており、至極便利だ。もはや電子辞書も紙の辞書もいらない世の中になったと強く感じる今日この頃です。オンライン版を提供している出版社は大丈夫なんでしょうか?
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 最近では、デジタルデバイドという言葉を聞くこともほとんどなくなった。インターネットの世界では、言葉のはやりすたりも非常に速いと感じる。Web2.0もそうだった。

 アマゾンでDigital Divideというキーワードを入れてみたら、2011年に発売された The Digital Divideというタイトルの本が出てきたので、さっそく注文してみた。到着してみると、半分がっかり。1990年代から2000年代にかけての、デジタル社会論の主立ったものの抜粋のような内容で、最新のデジタルデバイド論ではなかったのだ。

 ただし、「デジタルネイティブ」(新世代)対「デジタルイミグラント」(旧世代)の間のデバイドが存在するという論考には、「なるほど」と思った。「デジタルネイティブ」初出の雑誌記事が掲載されていたので、これは引用先としても使えるかもという感じだ。ただ、このことばも、数年後には死語になってしまうかもしれないが、、、

※ウィキペディアには、「デジタルネイティブ」の項目がある。この中で、「ガートナーのPeter Sondergaardが名付けた名称」と記述されているが、これは間違っていると思われる。前掲書の中でmarc prenskyの雑誌論文が転載されており、Prensky氏が2001年に雑誌On the Horizon で、初めて「デジタルネイティブ」という言葉を使ったというのが正しいようだ。ウィキペディアのこの項目は、まだ「書きかけ」の状態にあり、いずれだれかが修正することを期待したい。ちなみに、英語版Wikipediaでは、語源について、Marc Prensky氏が2001年に初めて唱えた、と記述されている。ウィキペディアの場合、日本語版は英語版に比べて正確度が劣る面があることを示す一例といえるかもしれない。
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週刊ダイヤモンド 『週刊ダイヤモンド』1月15日号では、「新聞、テレビ」という2大メディアの危機的な現状をレポートしています。

 インターネットの発展を受けて、既存2大メディアである「新聞」と「テレビ」は、崖っぷちに立たされています。

 特集記事によると、朝日新聞が2月から「有料」の電子新聞サービスを開始するとのことです。無料版はこれまで通り、紙の新聞の3割程度の記事を配信するのに対し、有料版を2つに分け、一つは廉価版で紙の記事を配信、高価版はデジタルコンテンツなど付加価値をつけるそうです。

 付加価値とは、おそらく、動画や写真などのマルチメディアを増やしたり、データベースも利用可能にするといったことではないかと推察します。これからの動きが楽しみです。それでも、黒字経営にすることは至難の業でしょう。

 すでに先行して有料化に踏み切り、10万人が加入する日経新聞でも、採算はまだとれていないというのが現状です。
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Facebookといえば、いま一番人気のあるソーシャルメディアですが、将来も発展を続けるのでしょうか。それとも、2000年にタイムワーナーと合併したあと、凋落したAOL、あるいは、2005年にニュースコーポレーションに買収されたMySpaceのように、伸び悩んで利用者を大きく減らしたのと同じ運命をたどるのか、それは誰にもよそくできないでしょう。日本のマーケットでは、いまのところ、まだ十分受け入れられてはいないようです。CNNの特集記事は、発展に翳りが見えるとかいています。
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 iPadに取り入れた写真を、フォルダで整理する方法はないか、と試行錯誤中。PCでは、picasaというGoogleの提供する写真ストレージサービスがあります。iPadでは、webalbumというアプリがこれに対応しているようです。まだ、十分にその機能がわかっていませんが、オンライン上でプライベートに保存することは可能なようです。もう少し使ってみて、またレポートします。

※確認できました。やはり、PCからPicasaへのアップロードは、Picasa3をインストールして、このソフトを立ち上げて行い、iPadではwebalbumというアプリをインストールして、このアプリからアップロードします。共有された写真は、Picasaのウェブサイトで、登録したメールアドレスを入れて、利用することができます。「プライベート」モードに指定しておけば、他の人にみられずに共有することができます

 私の場合は、Googleの20ギガプランで有料契約(1年で5ドル)をしていますから、この範囲内で写真も、文書も別途に利用することができます。Dropboxよりも格安で利用できるのが、最大のメリットですね。
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 iPadには、PCのATOKのような辞書機能がついていません。なので、新しく「辞書登録」なるアプリ(115円)を購入しました。無料版もありますが、これだと25語以内という制限があるので、あくまでもお試し版にすぎないようです。iPadにも対応していますが、本来は、iPodやiphone向けに開発されたらしく、画面が小さいのが欠点です。

 また、ATokのように,BとかCなど、かな以外の文字も登録することができません。これも改善してほしいところ。

 辞書機能が必要と感じられるのは、<blockquate>など、HTMLのタグを短いフレーズで登録しておきたい場合です。ATOKでは、bという一文字だけで登録できたのに、「辞書登録j」アプリでは、「ぶろ」などといったカナでしか登録できないのは、少々苦痛です。

ATOKがiPadで使えるようになるのを期待したいと思います。

なお、ハードのキーボードを購入すると、「スペース」キーで変換ができるようになるそうなので、こちらも期待したいです。
 
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http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1012/13/news025.htmlGoogle DocsはまだiiPadとの互換性は十分にとっていないようです。この記事を参照。
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 今月の14日、エレコムから発売されるそうです。すでに、サンワサプライからも、同じようなキーボードが発売されています。価格も同じ程度。どちらがいいか、品定めをしたいと思っています。なにしろ、iPad付属のソフトキーボードは、使いづらいですから、コンパクトに持ち運べる機種が登場するのは、うれしいものです。

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IWorksの使い方が、今ひとつわかりませんでした。手元にマニュアルがないので、手探り状態です。

 IWorksは、アップル社が提供するオフィスソフトの総称です。iPad向けには、ワープロソフトのPages、表計算ソフトのNumbers、プレゼン用のkeynotesがあります。いずれも、単体で1200円します。この値段は、iPadとしては、かなり高い設定です。

 なので、私は、PagesとKeynoteの2つだけ購入しています。

 まず、Pagesの使い勝手ですが、やはり、PC版に比べて、機能がかなり限定されているような気がします。何よりも、画面上部のツールバーが簡単すぎるのです。 なので、細かい設定に苦労します。どうやら分かったのは、設定は、画面右上の( i )ボタンで行うということです。

 もう一つわからなかったのは、文書に独自の名前をつけて保管する方法でした。やっとわかりました。画面左上の「マイドキュメント」ボタンをクリックし、画面下のファイル名をクリックすると、文書名を入力することができるのです。 ただし、この文書を保管する先を、どこにするかがわかりません。フォルダーを指定するなど、階層的に管理するという概念がないのでしょうか??もう少し勉強したいと思います。

 iWorks for iPadに関するこんなブログをみつけました。

この3つのAppですが、結論からいいますと、初日に速攻で手に入れたものの、実用で使ったのはほとんどゼロ。

基本的に、他人に「どうだ、かっこいいだろう」とか「仕事にも使えるんだぜ」というアピールで終わります。

アピール代として3600円が妥当かどうかということですが、まぁ、妥当(え)。(「たまには人柱も悪くない」ブログより)


私も、いまのところ同じような感想をもっています。果たして、スタンドアロンで使い込めるか、が問題ですね。
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 これができず、困っていましたが、最初から付いている「メール」アプリで送受信サーバーを設定すれば、OKであることを、いまになって発見。

 初期設定は、「設定」の画面で行います。
 
 これ以外のメールアプリでは、添付ファイルを開けません。

 これで、メールを介してファイルを更新することができるようになりました。GoodReaderはあくまでも、「読む」「転送する」ためのアプリと割り切ったほうがよさそうです。添付ファイルをgoodreaderで開くといったことはできないようです。
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 Google Docsは、基本的に英語表記なので、「ファイル共有」ができますが、参加者が英語に堪能でないと、ちょっと難しいかも、、、。

 ファイルの共有は、次のようなステップを踏みます。
(1)共有用のGoogleアカウントを作成する。
(2)このアカウント名(メールアドレス)を共有したいファイルまたはフォルダのところで、share設定する。「編集可「閲覧のみ」を選択し、shareボタンを押す
(3)共有してもらった人は、このアカウントでサインインし、「編集可」の場合は、downloadで自分のパソコンに取り込む
(4)パソコンで編集したファイルは、uploadでDocsの共有フォルダに送ることができる

 慣れれば、操作は簡単だと思いますが、慣れるまでが少し大変かも。
マニュアルをつくって、参加者全員に配布することが必要でしょうね。

 このクラウド・アプリ、日本語化はしてもらえないのでしょうか?これは個人的な要望です。

※日本語対応について、調べたところ、問題は解決しました(自己レス)。
 Google Docsの画面右上のsettingをクリックし、Laguageを「日本語」に設定、保存すればいいのでした。早とちりですみません。これで、英語の弱い人でもスムーズに使えるようになりました。

すばらしい。さすがグローバル企業 Google!!
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iPadには、20種類くらいのアプリが初めからついていますが、「カレンダー」機能は、どうせおまけくらいの気持ちでした。でも、いったん使い出すと、その便利さに惚れこみました。

Windows PCにもカレンダー機能ソフトがありますが、Windows自体の起動時間が長いので、紙の手帳よりも使い勝手はよくありません。なにか予定とかメモすべきことが入ったら、その場ですぐに起動できるiPadならではの機能だと感じています。

さて、カレンダー、三日坊主にならなければいいのですが、、、。
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 オンラインストレージとして、Google Documentsはどの程度使い勝手がいいか、試してみました。Dropboxとちがって、ウェブでログインしてからウェブ上でファイル操作するという仕組みです。

 ただ、いったんログインして、その状態を保存しておけば、dropboxとほぼ同じように、ファイルのダウンロードやアップロードが簡単にできます。転送の速度も十分に速く、これなら仕事に使えそう。

 iPad側では、good readerのConnect to Serverを使います。くわしくはいずれまた。

 Google Docsのいい点は、有料の場合、利用料金が桁違いに安いという点です。20ギガで年間なんと5ドルです。Dropboxの20分の1です。これは、使わない手はないでしょう。他の人とファイルを共有する場合にも、これなら勧めることができます。

※ただし、Google Docsがサポートしているのは、ワード、エクセル、パワポ、それにpdfファイルに限られています。写真のオンラインストレージとしては、dropboxを使うか、その他のストレージ、たとえばPicasaなどを利用することになります。

※Picasaについては、Googleが提供しているため、Documentsで20ギガにしておけば、その容量がPicasaにも適用できます。したがって、文書の保存はDocuments、写真や動画はPicasaという使い分けができます。これは便利かつ安価ですね!!Dropboxは必要なくなるかもしれません。Picasaへの写真アップロードには、専用ソフトのインストールが必要です。

これからしばらくの間、Googleクラウドにはまりそう!!
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 NHKのラジオ講座『実践ビジネス英語講座」をiPadで聴きながら読むことができます。ただし、音声はiTunesショップ、テキストブックは「マガストア」と別々に販売されています。2つ合わせて1000円くらいでしょうか。本当は、オーディオ入りのテキストブックになっていれば、理想的な語学テキストになるはずですが、いまのところ、そのような「オーディオブック」は出ていないようです。

 仕方がないので、iTunesで購入した「オーディオブック」をiPodで聴き、「マガストア」で購入したテキストブックを開いて、オーディオブックを聴きながら、それに対応するページを画面で追ってゆく、という方法で学んでいます。

 レベルは中級程度のようで、日常用語など、けっこう知らないフレーズが出てくるので、たいへん勉強になります。ただ、部分的にリピートしたり、特定のページを検索する場合、テキストと音声を同期できないのが、なんとも不便です。

 今年はぜひ、NHKテレビ語学講座のマルチメディア版電子書籍を出してほしいものですね。テキストと音声と映像を一つの書籍に収めるのです。それをマガストアかiTunesで入手できるようになれば、最強の語学講座が実現できると思うのですが。技術的には難しいことはないはずなのに、実現していないのが不思議、、、というか不可解
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 けっきょく、これはPCとiPadをいかに棲み分けるかという問題になります。iPadは「万能端末」ではないということですね。この2つのメディアの使い分けは、次のような点でしょうか。

iPadですべきこと:
(1)電子書籍を読むこと
(2)ウェブブラウザを閲覧すること
(3)YouTubeを見ること
(4)ipodで音楽を聴くこと
(5)写真集を楽しむこと
(6)テキストエディタ、Pagesなどで簡単なメモをとること
(7)メールをチェックすること

PCですべきこと:
(1)長い文書を作成すること
(2)ウェブブラウザを閲覧すること
(3)YouTubeを見ること
(4)NHKオンデマンドなど、Flash Player対応動画を見ること
(5)大量の写真や動画を処理し、保存すること
(6)メールの送受信をすること
(7)ブログ(とくに長文、写真、動画入り)の更新を行うこと
(8)統計データ処理

 あとは、軽量のモバイルWindowsマシンを購入することですが、
予算の関係上、春まで待たねばなりません。それまでは、PCは自宅や勤め先で、モバイルはiPadという限られた棲み分けでがまんすることにしたいと思います。
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IPadに過度の期待をするのはやめることにしました。 IPadは、やはり「電子書籍」が基本で、これに加えて、写真集、 Youtube、iPodの音楽再生、ウェブブラウザというところでしょう。

iPadの場合は、なにしろ、ソフトキーボードの打ちにくさが決定的です。 windowsパソコンに比べると、3倍くらいの時間が必要になります。その理由は3つあります。
(1)ブラインドタッチができないこと
(2)キーが3段階(日本語、数字などの記号、英語)に分かれているため、ボードの切り替えをその都度しなければならないこと
(3)日本語変換に時間がかかること

 というわけで、iPadに過剰な期待をかけることはやめにしました。時間の無駄が多すぎるのです。
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 WindowsパソコンでつくったpdfファイルをdropboxでiPadに送ると、どういうわけか、写真の赤が青になってしまいます。これは致命的な問題。

 というわけで、pdfファイルでWindowパソコンからiPadに転送することはあきらめました。

 次なる問題は、一太郎文書をワード形式で保存する場合、docx形式では保存できず、doc形式でしかだめ、という点です。

 dropboxはdoc形式のファイルは読み込んでくれず、docx形式に変換してから、dropboxに送らなければならないのです。

 ああ、面倒なことこの上ありません。つまり、

一太郎⇒doc形式のワードファイル⇒ワードでdocx形式に変換保存
⇒dropboxに転送

ということになります。いっそ、愛すべき「一太郎」と決別しようか、悩んでいるところです。

※追記:

 一太郎でpdfを作成すると、iPadでは、写真の色が違ってしまいます。
しかし、Wordでpdfをつくると、iPadでも、色の変化はありません。

 ということは、PC←→iPadで互換性のあるpdfを作るには、どの変換ツールを使うかを考える必要があるということになります。

 これからは、ワード上でpdf変換をかけることにしたいと思います。
 これで、問題解決か!!一太郎を捨てずに済みそう。
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私は普段、Windows PCの一太郎で文書を作成しています。 ところが、iPadは一太郎をサポートしていないので困ります。 そこで、最終的な解決策として、一太郎で作成した文書をpdfファイルの形で保存し、 Driopboxでipadに転送し、PDF リーダーで読む、という手順を踏むことにしました。 そこで、問題は、どのリーダーで読むかということになります。いくつかのリーダーで試してみたのですが、 これだというリーダーが見つかりません。ベストの候補としては、つぎの3つが挙げられます。 (1)good reader (2)iBooks (3)I文庫HD どれも一長一短という感じです。当分は、この3つを比較しながら、ひとつに絞り込みたいと思っています。 I文庫HDのいいところは、ページをめくる感覚で、pdfファイルが読めることです。なにか自分で電子書籍を作成したという感覚を味わえます。
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