現代の出版界は、出版社・取次・書店の三者から成っています。わが国では、出版社数が1997年をピークとして減少傾向にあります。2008年現在で約4000社、その大半が小規模で、長く続く不況から抜け出せない状態です。

下の図は、『出版年鑑2010』をもとに、書籍、雑誌の発行部数をグラフ化してみたものです。出版販売額の推移も、これとほぼ同じ傾向を示しています。月刊誌の低落傾向が顕著にみられます。

書籍・雑誌発行部数の推移
図: 書籍、雑誌の発行部数(単位:万部)の推移

今年は「電子書籍」元年とか。来年以降の、電子書籍普及の行方を見守りたいと思います。まだ、いくつものプラットフォームが乱立状態で、買ってみようという気持ちにはなれませんが、来年あたり、標準化の動きが加速されることを期待したいと思います。