「デジタルネイティブ」(Digital Natives)という言葉を最初につくったのは、アメリカの作家、マーク・プレンスキー(Marc Prensky)だといわれています。生まれたときから、ネット環境に親しんでいる若者世代のことをいいます。彼らの特徴は、

複数のタスクを同時に処理し、情報を猛烈なスピードで受け取ることに慣れている。テキストよりも先にグラフィックを見ることを好み、ランダムに情報にアクセスすることを好む。インターネットにつながっているときが最も機能する。リアルタイムに評価されることを好み、仕事よりもゲームを好む(三村・倉又『デジタルネイティブ』より引用)

なのだそうです。2006年頃でしょうか。世界的なITコンサルタント会社「ガートナー」がこのことばをキーに喧伝したのが、普及に弾みをつけたようです。

 参考文献の最初のものは、NHK特集番組制作のメイキング版といってもいいでしょう。番組は、2008年11月10日に放送されました。残念ながら、NHKオンデマンドにも収録されていませんので、中身をみることはできませんが、YouTubeに、画面の一部がアップされていましたので、紹介しておきます。

(つづく)
 

参考文献:
三村忠史・倉又俊夫・NHK「デジタルネイティブ」取材班『デジタルネイティブ:次代を変える若者たちの肖像』2009年
橋元良明他『ネオ・デジタルネイティブの誕生』2010年