政府は16日午後6時、福島第一原発の冷温停止状態達成を宣言したが、これに対する海外の反応は、総じて冷たいものだったようだ。

 日本政府が16日、東京電力福島第1原子力発電所の原子炉が「冷温停止状態」を達成したと発表したことを、海外メディアも同日、相次ぎ報じた。「重要な節目」(ロイター通信)としながらも、「危機が存在しないというような言い方は誤り」(ドイツの公共放送ZDF)など専門家の見方を紹介しての懐疑的な報道が目立った。(日本経済新聞12月16日午後9時配信
 英語では、cold shutdown というそうだが、CNNでは、次のように伝えている。シンボリックなマイルストーン(一里塚)だが、実際の変化はあまりないと批判的な報道だ。

CNNのニュース速報
 
 CNNテレビ(電子版)は「日本政府は大きな出来事としようとしているが、現実は違う」「(原発の安全性に関する状況は)6月時点と基本的に変わっていない」との専門家の見方を紹介した。(日本経済新聞)
 収束には30~40年かかるだろう、という見方を示すメディアが少なくないようだ。それは、われわれに突きつけられた現実でもある。