けさ、思い立って、「朝日新聞デジタル」を試読してみることにした。2ヶ月間はお試し期間で無料ということなので、この期間中、トライアルして本当に購読に値するかどうか、評価してみたいと思う。朝日新聞デジタルの利用可能端末は多岐にわたっている。PCはもちろんのこと、iPad、iPhone、アンドロイド携帯端末にも対応している。私が現在もっている端末は、PCとiPadなので、この二つを使ってレビューしてみることにしたい。

 まずは、トップ画面だが、次のようになっている(12月20日朝刊)

朝日新聞デジタル トップ

 一面トップは、北朝鮮の金正日総書記の死亡を伝える記事だ。この画面配置によって、20日の最重要ニュースはこの記事であることが一目でわかる。今年の世界十大ニュースにも含まれるのではないだろうか。このように、画面配置によって、紙の場合と同じように、事態の重要性がわかる仕組みになっている。いわゆる「議題設定機能」の発揮だ。次の記事をみても、金正日死去に関連したニュースであり、これがいかに大きなニュースだったかを示している。

 「朝刊」に加えて、「24時刊」「You刊」というページも用意されている。このうち、24時刊は、リアルタイムに最新のニュースが記事形式で読むことができる。これは、ニュースサイトの記事内容をさらに詳細にしたものだ。直近のニュースをウォッチするのに最適だ。「You刊」は、話題のテーマを掘り下げたものだ。iPad版では、「タイムマシン」機能が備わっている。これは、画面にあらわれる時計の針を戻すことによって、 1時間おきに23時間前まで過去にさかのぼって閲覧できる機能 だ。刻一刻とニュースが変化する様子をシミュレーションすることができ、楽しいツールだ。

 iPad版では、「書庫」という機能があり、書棚に本を展示する電子書籍のようなイメージで、過去1週間の新聞をダウンロードして保管することができる。画面イメージは次のようなものだ(朝日新聞デジタル案内より)

朝日新聞でデジタル 書庫
 (朝日新聞デジタルの「書庫」)

 保存期間は1週間ということだが、それ以上保存する意味はあまりないだろうから、これも便利な機能といえる。出勤前に自宅のWifi環境でダウンロードしておけば、電車の中などで読むことができる。

 記事のカスタマイズという点でも、朝日新聞デジタルは便利な機能を備えている。「MY朝日新聞」というのがそれだ。好きなキーワードを登録しておくと、それに関連する記事の一覧をつくってくれる。その中からお好みの記事を読むことができる。

朝日新聞デジタル マイセレクト

 最後にあげておきたいのは、過去1年間の記事をキーワードで検索できるというデータベース機能だ。だいたい読みたい記事といえば、過去1年内に収まるのが普通なので、これで十分だろう。それ以前の記事を検索するのは、別途有料のサービスに加入しなければならない。けれど、大学などではこうしたデータベースを法人契約で提供しているところが多いので、そちらを利用すればよいだろう。

 残念な点は、紙の新聞と違って、表示が「横書き」になっていることだろう。紙の新聞に親しんでいる私としては、縦書きの紙面構成の方が読みやすい。将来的に「縦書き表示」にも対応していただければ、さらに快適なデジタル新聞ライフを楽しむことができよう。

 以上、取り急ぎの試読記でした。

※参考サイト:

・ 「朝日新聞デジタル」総合ガイド

・ 朝日新聞デジタルを批判したサイト

使ってわかった残念な朝日新聞デジタル