最近は、グローバル化が叫ばれる中、英語学習熱が異常に高まっているようだ。近い将来、英語教育が小学校に導入されることも確実だ。4年生になる愚息も、インターネットのキッズ用英語学習サイトや、英語教材を使って、メキメキと英語力をつけている。やはり、小学校4年生くらいになると、英語の学習能力が飛躍的に高まるようで、将来が楽しみだ。バイリンガルの大人になってくれるだろうか。

 インターネット、その他デジタル技術の発展によって、英語学習もデジタル化が大いに進んでいる。昔のように、紙のテキストを買って、ラジオの英語講座の時間に合わせて英語を勉強するといった時代は、終わりつつある。デジタル機器を活用して、英語能力を高めることができるようになった。私も、いまさらながらだが、英語能力をブラッシュアップしたいと思い、オールデジタルによる英語学習を開始した。その方法をご紹介することにしたい。

 すでに別のブログ記事でも紹介したが、SONYのポータブルラジオレコーダーやKindle電子書籍、iPhoneなどを使うと、こうしたオールデジタルによる英語学習が可能になる。その手順は次の通り。

(1)ポータブルラジオレコーダーで英語講座を予約録音する

 このラジオには、自動予約録音機能があって、開始時刻終了時刻を設定すれば、1回でも、毎週でも自動的にメモリに録画してくれる。SDカードを使えば、1000時間以上もの録音ができる、というすぐれものである。

メモリ内に、番組名のフォルダを作っておけば、自動的に録音した番組をフォルダ内に保存してくれる。ファイル名には、曲名、録音日時がついているので、どのファイルにどんな番組が入っているかも一目瞭然。



(2)Sound Organizerで番組ファイルをPCに取り込む

 SDカードに保存された番組ファイルを、PCに挿入し、SONYのSound  Organizerというソフトを使って、PCの「ミュージック」フォルダに自動保存させる。

Sound Organizer

 ←Sound Organizerでファイルを取り込む

















(3)Sound Organizerに保存されたmp3ファイルにアクセス

実践ビジネス会話のmp3ファイル 
これらのファイルを、iTunesを使って、iPhoneに転送する










(4)iTunesを開き、mp3ファイルを、プレイリストにインポートする

実践ビジネス英語ファイルの転送 あらかじめ、iTunesに番組専用のプレイリストフォルダを作成しておき、ここに上のmp3ファイルをドラッグし、iTunesに番組ファイルを取り込む















(5) iPhoneに番組ファイルを転送する

 iPhoneをUSBケーブルでPCにつなぎ、ミュージックを同期させる。
iTuneとiPhoneの同期






 








 同期が終わると、番組ファイルは、iPhoneのミュージックアプリにプレイリストごとインポートされるので、プレイリストを開いて、再生させることができる。














(6)Kindleストアなどを通じて、電子書籍版のテキストを購入し、iPadやKindle端末などで、iPhoneを聴きながら、学習する。


かなりのステップを踏むが、慣れてしまえば、10分くらいでiPhoneへの転送は完了するので、CDを購入する経費が節減できる。

 さて、私の英語力はどれくらいアップするだろうか?