スマホは24時間もち歩くツールなので、健康維持のためにも、歩数計データでいい「アプリ」はないものかと検索したところ、ずいぶんいろんな種類のアプリが出ていることがわかった。そのいくつかを試してみたが、「Moves」というアプリがいちばんスマートで正確であることがわかった。まだ試して1日もたっていないので、その性能のほどはわからないが、単に歩数をはかるだけではなく、いつどんな交通手段でどんなルートをたどって、どこに何時何分に到着し、そこにどの程度滞留したかといった細かなデータまでも記録してくれる便利なライフログのツールだ。面倒な入力の手間はいっさいかからないようだ。

 ただし、このアプリを開発した会社はFacebookに買収されたそうで、このアプリを通して得たビッグデータが広告などに利用される可能性があるので注意が必要だ。以下の記事が参考になる。

今は無料! Facebookが買収したライフログアプリ「Moves」を徹底解説

 
 なお、Movesで得たログをEvernoteに保存したり、Twitterなどでほかの人と共有するには、「シェアする」のメニューを開き、アイコンをタップすればよい。ログが自動的にこれらのアプリに連携される。




 移動したルートなどを地図で表示させるには、Movesのウェブサイトにアクセスし、KMLファイルを取得し、Googleの「マイマップ」ページで、地図を新規作成し、PC上にダウンロードしたKMLファイルをインポートすればよい。詳しい方法は、次のサイトを参照されたい。その日に自分の移動した経路や地名などが可視化されるので、振り返るにはもってこいの方法かもしれない。

Movesのライフログや写真をGoogleマップやGoogleアースに表示するワザ