この映画は、以前に一度見たことがあります。今回、見直して、すばらしい名作であることを再確認しました。シチリア島の小さな村にある、唯一の娯楽施設の映画館(ニューシネマパラダイス)。そこに、映画好きの少年トトが入り浸り、中年の映画技師アルフレードと親しくなります。少年は成長して、少女と恋に陥りますが、失恋。映画館は火事に遭い、映写技師は失明。少年はそのあとを継ぎます。しかし、アルフレードはトトに、ローマへ行くことを強く勧め、トトもその助言に従い、ローマへと旅立ちます。

 映画監督として成功したトトは、アルフレードの死を知り、故郷に戻りますが、、、

 この映画は、かつて映画が民衆の唯一の娯楽であった時代を懐かしむことができるとともに、過ぎ去りし思春期への回顧、切ない失恋、美しい音楽など、見所満載の映画です。ラストシーンも感動的。