メディア・リサーチ

メディアとコンテンツをめぐる雑感と考察

カテゴリ: ソフト、アプリ

 先日、めがねを新調したとき、お店の人に、「ブルーカット」を入れますか?と聞かれました。長時間PCの作業をする人には、おすすめだとのことでした。しかし、私はPCで写真を扱うことが多いので、断りました。

 その代わりになるソフトがあることを発見しました。f.luxというソフトがそれです。これをインストールすると、ブルーライトをカットし、目の疲れを大幅に軽減することができるので、とても助かります。写真を扱うときなど、原色を表示させたいときには、f.luxの設定をもとに戻すことがいつでも可能です。これは、本当に素晴らしいソフトで、PCを長時間使う人にとっては必携のソフトといえるでしょう。

 
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Day One 2 Diary + Journal + Notes
Day One 2 Diary + Journal + Notes
開発元:Bloom Built, LLC
¥600
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 このDay One 2というアプリは、Mac、iPhone、iPadで動く「日記アプリ」です。どこにいても、好きなことを気軽に書き込め、写真などを10枚まで載せることができるので重宝しています。忘れっぽい私ですが、ここに記録しておくと、あとで思い返すときに便利です。発見のメモ帳的な「知的生産のツール」としても使えます。Facebookやtwitterには書きにくいプライベートなコンテンツも、安心して書き込めるので、プライバシー保護の観点からもお勧めできるアプリです。

このアプリを使い始めてから、Facebookやtwitterでの発信をほとんどしなくなりました。他の人と共有したいことがあれば、ブログでも十分だし、つぶやきなどは、ソーシャルにはあまり意味ないような気がしてきました。いわゆる「プライバシー・パラドックス」解決策の一つとしても、このようなアプリは必携といえるでしょう。私の場合、1日に10回以上更新する日も少なくありません。

蓄積型のライフログですから、あとで振り返るのが楽しくなります。また、研究ノートとしても使える、多機能なアプリです。私の場合、「日記」「趣味関連」「研究ノート」「健康管理」「家計管理」「家族関係」など計10カテゴリーに分けて整理しています。

マックユーザーでしたら、ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか? 

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ここ半年ほど、メディアリサーチのブログを更新していませんでしたが、体調が回復しましたので、改めて更新を開始することにしました。今後とも、よろしくお願いいたします。

きょうのテーマは、Office 2016 for Mac のインストールに関するトラブルの話です。いままで、1年間、わたしはクラウド型のOffice365 Soloを使っていたのですが、ソフトがしょっちゅう落ちるというトラブルに泣かされてきました。

そこで、年間契約の更新時期を控えて、思い切って、パッケージ版のソフトに乗り換えることにしました。ところが、インストールがうまく行かないのです。困ったあげく、Microsoftサポートに電話して、アシストしていただいた結果、1時間くらいかかって、ようやくインストールに成功しました。

いまのところ、快適に動いているようです。Office 365は、OneDrive愛用者にとっては便利ですが、同期が遅くて、私には不満がありました。もっぱらDropBoxをクラウドに使っている私としては、Office 365 Soloの魅力はない等しい状態でした。なので、いまのパッケージ版には満足しています。1年半使えば、もとはとれる勘定です。少なくとも、これから5年間は使い倒したいと思っています。
Dropbox
Dropbox
開発元:Dropbox
無料
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 昨日、Adobe Acrobat XI (学生、教職員版 ダウンロード)を購入し、さっそくパソコンにインストールしてみた。この最新版は、編集機能、ファイル変換機能が以前の版よりも大幅に改善されている。たとえば、紙で配布されたフォームをドキュメントスキャナでPCに取り込み、Acrobatで字を書きこんでPDF文書やワード文書として出力するということが簡単に行えるようになった。Acrobat 9以前のバージョンでは、テキストの入力が不便だったが、最新バージョンでは、ワード文書のように手軽に、かつ適格にフォーム入力ができるようになった。紙の申請書類などに活字を書き込む場合には、とくに大きな力を発揮するだろう。ペーパーレス化にも大きく貢献してくれるだろう。

 
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 マイクロソフトがウェブ上で、無料のオフィスソフトを提供している。同社のクラウドOneDriveにアップしたオフィス文書を、ウェブ上で自由に編集したり、他の人と共有したりすることができる。とくに、出先などで、自分のパソコンがなく、しかもUSBなどの記録媒体ももっていない状況では、Microsoftのアカウントを入力するだけで、クラウドのOneDriveにアクセスして、文書の作成、編集を快適に行うことができるので、非常に便利だ。PCだけではなく、スマートフォンやタブレットでも、同じ作業を行うことができるので、PCを持ち歩く必要もない。

 OneDriveは、私が使っているクラウドの中でも、いちばん気に入っているクラウドだ。同期が速いこと、オフィスとの連携が優れている点がその主な理由だ。GoogleDriveは、私の場合だけなのか知らないが、同期が遅いので、いまはほとんど使っていない。いずれにしても、

 これからは、やはりクラウドの時代でしょ!

Microsoft Onlineのサイト
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 ワードやイラストレータでは、図形が比較的簡単に描けるが、Photoshopでは、意外に難しい。たとえば、塗りつぶしなしの円や長方形を描く場合、好みの矢印を描く場合など、どうやったらいいか分からなかった。ネット上で検索したところ、参考になるサイトがあり、ようやく習得したという感じだ。いわゆるPhotoshopのハウツー本には、こうしたことのTipsは書かれていないことが多い。参考になったサイトは、次のとおり。

【塗りつぶしなしの図形を描く方法】

Photoshopで塗りつぶしなしの円を描く

 ここでも紹介されているように、「レイヤー」→「レイヤースタイル」で設定するのが一番いいようだ。

【矢印を描く方法】

Photoshop講座(矢印を入れる)

 矢印の「詳細設定」は、Photoshop画面上に隠れているため、わかりづらい。直線ツールを選んだ後、

矢印の作成法1

 矢印の円形部分の▼をクリックすると、詳細設定ダイアログが表示される。これがわからなかった!あまりに小さくて、目立たないためだ。ちょっと不親切な感じ。

矢印作成法2

幅や長さについての解説は、上記のサイトを参照していただきたい。おすすめの設定は、上のように、幅300%、長さ300%だが、もちろん用途によって異なる設定も自由だ。

 以上2つの機能習得で、Photoshopを使った図形描画が飛躍的に簡単になった。ご参考までに、、

※ 曲線の矢印をつくるには、Photoshopは向いていない。いまのところ、ワードかイラストレータを使うしかないようだ。ただし、2月に発売される予定の「花子」(統合グラフィックソフト)では、矢印付き曲線を簡単に作成する機能が付加されているのようなので、発売を期待したい。

「花子2012」公式ウェブサイト



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 テキストマイニングのソフトを初めて使ってみた。KH Coderという、立命館大学の先生(樋口耕一・准教授)が開発されたソフトだ。使い方は、至って簡単。わずか2時間で、基本をほとんどマスターすることができた。「青空文庫」に収録された、福沢諭吉の『学問のすすめ』を使って、ちょっといじってみたので、簡単にご紹介したいと思う。

(1)分析対象のテキスト化

 青空文庫をダウンロードする。テキスト形式のファイルでダウンロードする。

 ダウンロードしたファイルには、ルビが含まれているので、これを秀丸を使って削除する。

 また、余計なタグなどもあり、これも秀丸で削除する。

(2)KH Coderを起動

 「新規プロジェクト」を選び、さきほどのテキストファイルを指定する。

(3)前処理の実行

KH Coder1

(4) 「ツール」「抽出語」「抽出語リスト」で出現頻度の高い語をリストアップ

 自動的にエクセルファイル形式で、出現頻度の高い語のリストが生成される(下図)

KH Coder2

 「人」がもっとも多く出現し、それに次いで「言う」「政府」「人民」の順番となっている。「学問」は以外と少ない。

(5)クラスター分析

 語の出現状況から、クラスター分析を実行することができる。最小出現数を50以上に限定して、階層型クラスター分析を行うと、下のような結果が得られた。

KH Coder3

「学問」「知る」「学者」が同一クラスターに含まれているのは、納得がゆく。「文明」「西洋」「日本」「力」が同一クラスターというのも、なんとなく分かる。

(6)編ごとの集計

 「編」ごとの出現頻度の集計も行うことができる。そのためには、「編」の部分を<h1> </h1>で囲むことが必要だ。これも、秀丸を使えば、簡単に行うことができる。集計結果は、下の図に示すとおり。

KH Coder4

 こうしてみると、編ごとに出現する語に違いがあるということがわかる。

(7)対応分析

 これは、出現語の関連を2次元のマップで示すことができるものだ。

KH Coder5

 「学問」という言葉が、全体の中心に位置しているのは、「見事」という他はない。編別では、12編あたりが本書の中心なのであろうか?本を読まなくても、ある程度本書の構造が見えてくるようで興味深い。

 とりあえず、入手してから5時間くらいの間に習得したことを述べてきた。これから、じっくりと使い込んでいきたいものだ。

【参考サイト】

KH Coderオフィシャルサイト


 

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 ロジャーズの「普及過程」モデルでは、正規分布曲線が「普及カーブ」として紹介されている。これをパソコンで簡単に描ける方法はないものか、ウェブ検索で調べてみた。その結果、二つの方法があることがわかった。

統計WEB | 統計Tips | Excel による正規分布曲線のグラフの作り方
標準正規分布グラフを作成する-NORMDIST関数  

 両方とも、エクセルを用いた方法だが、比べてみると、明らかに後者の方が簡単のようだ。イラストレーターとか花子のようなイラスト専用ソフトよりもエクセルの方が簡単に作れるというのは皮肉といえる。

 要は、NORMDIST関数を使うということ。

 (1) A1セルに-6から6までの数値を0.1刻みで(オートフィル機能を使って)入れる
 (2) B1セルに「=NORMDIST(A1,0,1,FALSE)」を入れ、オートフィルする
 (3) グラフの「散布図」を選び、描画する

 これだけで、美しい標準正規分布曲線が描けるのだ。※くわしくは、上でリンクしたサイトを参照

 なお、上の関数表示の部分で、FALSEの代わりにTRUEと入れれれば、累積曲線が描ける。これは、普及のS字カーブを描くときに便利。これも美しい。

EasyCapture1


EasyCapture2


 グラフ中の数値や目盛り線を消したいときは、その部分を右クリックして、「削除」を指定すればよい。下のような簡明なグラフが得られる。

EasyCapture3


 フォトショップと花子を使って、これに線や名称を付け加えると、下のような「普及曲線」が描ける。
イラストレーターを持っていないので、これが精一杯のところ。イラストレーターならば、もっと見栄えのいい曲線を描けるかも、、、まっ、いっか。

普及カーブ







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