メディア・リサーチ

メディアとコンテンツをめぐる雑感と考察

 iPhone5を持っていた頃は、カバーケースはかさばると考えて、透明樹脂の薄いカバーしかつけていなかった。しかし、iPhone6になると、サイズが大きくなったこと、角がとれてなめらかになったこと、薄くなったことなどのために、うっかりすると、ツルッとすべって落としてしまうかも、という不安を感じるようになった。万一落下してしまうと、実売価格9万円以上もするスマホの液晶画面が割れてしまい、悲惨なことになる。

 そこで、 落下しにくいよう、すべりにくい素材を使ったカバーケースを購入することにした。

 白と濃紺のおしゃれなケースで、気に入っている。小さなシステム手帳を持ち歩いているような感覚に襲われる。ずっと以前は、これの倍くらいの大きなシステム手帳を愛用していた時期があったが、久しぶりにそんな感覚を取り戻した。 

 とはいえ、 現代版のシステム手帳であるiPhone6は、まさに「万能手帳」といっても言い過ぎではない。日々の日記、スケジュール管理、カメラ、動画再生、ウェブ閲覧、SNS、書籍、ニュース、天気予報、ゲーム、家計簿、電卓、等々、ありとあらゆる情報とコミュニケーションのツールを詰め込んだ魔法の手お帳なのである。 しかも、指紋認証のタッチ登録のため、中身を見られる心配はいっさいない。

 このたびのiPhone6ならば、最低3年間くらいは使い込んでいけるという気がしている。これ以上の進化は望めないからだ。あとは、Felicaのような電子マネー機能がどこでも使えるようになればいいと思う。

 ただし、紙の手帳をなくしたわけではなく、最近になって改めて復活させることにした。その場での書き込みには、やはり紙の手帳にはかなわない。私の場合は、すぐに書き込まねばならないときは、紙の手帳にメモり、あとでiPhoneのスケジュールアプリやカレンダーに追記するという方法をとっている。スマホと紙の手帳の共存は、これからも続いていくだろう 。

※ なお、このカバーケースは、 テレビ視聴などのときに便利な、横置きのスタンドの機能もついている。iPhoneでテレビや映画を見ることの多い私にとっては、便利な機能だ。

 
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 最近よく聞かれるようになった言葉に、「デジタルシニア」がある。そのきっかけは、2011年に東大の橋元研究室と電通が共同で設立した「DENTSU デジタルシニア・ラボ」だろうか。このプロジェクトは、東大で5年ごとに実施されている「日本人の情報行動」調査で、60代の約半数がインターネットを利用しているという最新のデータにもとづいて設立されたものだ。デジタルシニアとは、「インターネットやデジタル機器を自在に使いこなすアクティブなシニア層」のことで、いまやデジタルシニア層は、この年代層の半分近くを占めるようになっている。くわしくは、次のサイトを参考にしていただきたい。

・ 消費を牽引する「デジタルシニア」の可能性

 何を隠そう、そういう私もデジタルシニアの仲間の一人だ。とくに、60代に入って定年退職を迎えたデジタルシニア層は、自由時間がたっぷりとあるだけではなく、購買力も高く、また長年の経験を生かして、潜在的な情報発進力も高いと推測される。その高い情報発信力を支えてくれるのが、タブレット端末であり、スマホである。この年代層がこうしたユーザーフレンドリーなIT機器を手にすれば、潜在的な情報発進力がフルに発揮されるようになるだろう。

 というわけで、私もデジタルシニアの可能性を追求すべく、アップルから発表された最新型のタブレットIPad Air2を購入することにした。 実際の発売日は3日後だというので、とりあえず予約注文を入れておいた。入荷するのがいまから楽しみだ。タブレット端末でいちばん期待しているのは、電子書籍の利用だ。9.7インチの大画面でこそ、電子書籍のメリットが発揮されるのではないかと考えている。あとは、ブログの更新とか写真の整理、編集など、写真が趣味の私なりの用途を考えている。購入後には、ファーストインプレッションを含めて、改めてご紹介することにしたい。



 
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ソーシャルメディアの光と影

 ソーシャルメディアは人と人との繋がりを育むもので、明るい面もあるが、個人情報が漏れ出したり、基本的人権を侵害したり、犯罪で悪用されたりと、暗い影の部分も合わせ持っている。とはいえ、法律で利用制限をかけることは、自由な情報の流通や人と人の繋がりを阻害することにもなりかねない。そこで、企業、大学、行政機関などでは、独自の「利用ガイドライン」をつくって、ソーシャルメディアの適切な利用を呼びかけている。

 ここでは、 大学に対象を絞って、ネット上で公開されている利用ガイドラインを比較評価してみることにしよう。

大学生向けのソーシャルメディア利用ガイドライン

 Googleで「大学 ソーシャルメディア利用ガイドライン」をキーワードとして検索し、ヒットした大学について、その内容を比較してみた。サンプリングをしたわけではないので、代表性には乏しいが、10大学を選び出し、ガイドラインの主要項目を表にしてまとめてみた(2014年10月19日閲覧)。

socialmediaguideline


























 16項目のうち、どれを含んでいるかという比較を行ったが、もっとも多くの項目を網羅しているのは、津田塾大学だった。改めて、16項目を列挙しておこう。
  1. 法令や規程を遵守する
  2. 他者や自分自身のプライバシーを保護する
  3. 自分の発言に責任を持つ
  4. 他者に敬意を払う、ネガティブな発言はしない
  5. 大学構成員であることの自覚をもつ
  6. 写真掲載などでは相手の了解を得る
  7. 著作権、肖像権など基本的人権を尊重する
  8. 批判的、誹謗中傷的な発言はしない
  9. ID、パスワードの管理をしっかり行う
  10. 批判、中傷誹謗には誠実かつ速やかに対応する
  11. 正確な情報を伝達、発信するよう心がける
  12. 公序良俗に反する発言はしない
  13. 人種、思想などについて差別的な発言はしない
  14. ソーシャルメディアの特性を理解して利用する
  15. 機密情報の取り扱いに注意する
  16. 大学のロゴを無断で使わない
 これらの項目は相互に排他的なものではなく、内容的に重複している部分もある。また、ソーシャルメディア以外のインターネット全般についていえる項目もいくつか見られる。しかし、全体としてソーシャルメディアの利用ガイドラインに含めるのがふさわしい項目ともいえる。授業などでも周知をはかりたいと思う。また、自分自身の利用ガイドラインとしても、自戒を込めて頭に入れておきたい。

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クラウド時代のiPhone機種変更


 旧来のiPhone5には、たくさんのアプリがおいてあり、これらには膨大なデータが紐付けされている。クラウド時代には、こうしたデータがクラウドに保存されているので、新機種になっても困ることはない。また、電話帳のデータは、USBケーブルをPCにつないで、iTunesを起動して、iPhone6に同期させることができる。1000曲以上も入れていた音楽も、iTunesを媒介として新機種にコピーすることができた。

 私たちは、アプリを使いながら、知らず知らずのうちにクラウドサービスを使っているのということが、今回の移行作業を通して改めてわかった。EvernoteとかOneDriveなどのよく知られたクラウドであれば、新機種へのデータの引き継ぎは簡単にできる。アプリを起動するときに、EvernoteなりMicrosoftなりGoogleなりでサインインすれば自動的にクラウドのデータを取り込むことができる。

 ただし、アプリの中には、クラウドにデータをバックアップする機能がついていながら、私自身がそのことに気づかなくて、うっかり貴重なデータを失ってしまうという リスクもあるので、注意が必要だ。たとえば、私が日頃から愛用している「散歩計」というウォーキング支援アプリの場合、これまでの散歩の計測データは、初期設定の状態ではクラウドにバックアップされていない。最初にDropboxと連携させる手続きをしておかねばならない。また、家計簿ログアプリの一つ「CashFlow」の場合も、Dropboxにバックアップがとれるようになっている。

 幸い、iPhone購入後、1週間は、旧機種を手元においておくことができるので、旧機種を使って、データをDropboxにエクスポートし、改めて新機種でアプリを立ち上げ、「バックアップ」機能をつかって、すべてのデータを無事にダウンロードすることができた。

 このように、現在のアプリは、個人データをクラウドに保存し、機種変更の際にはこれらのデータをダウンロードすることによって、旧機種と同じ状態で利用再開することができるので、安心だ。 

 一つだけ、データが「消え」て焦ってしまったのは、子供がよく使っている「パズドラ」の場合だ。なにもしないでプレイを始めると、いままでの戦歴データがリセットされてしまうのだ。けれども、これもデータの「バックアップ」機能があり、これを使えば、いままでの続きでゲームを楽しめることができることを発見!子供も喜んでいた。私たちの知らないところで、データはバックアップされ、管理されているのは、一面ではリスキーではあるが、利便性がそれ以上に高いことも確かだ。

 

早くもiPhone6の取り扱い解説書が

 アップルのiPhoneには取扱説明書のような解説書は添付されていない。ネットで検索しながら、初期設定をしたのだが、やはり本格的な解説書がほしい。と思って、アマゾンKindleショップで探してみたら、早くもiPhone6の解説書がKindle版でも提供されているではないか!なんという速さだろうか。




 さすが、本格的な解説書。ネットで調べたのではわからない点もわかりやすく説明してくれるので大いに助かっている。  きのうの初期設定では、Touch IDという新機能の設定がいまいちわからなかったので、解説書を頼りにやってみたところ、うまく作動するようになった。スリープ画面でいきなりホームボタンを登録しておいた指をかるく押さえると、パスワードを飛ばして、ホーム画面に入ることができる。セキュリティ上も指紋登録によるサインインは安心だ。ただし、ホームボタンをあまり強く押したりすると、なかなかホーム画面に入ることができない、というマイナーなトラブルも発生。指でタッチするときには、ふんわりと包むようにしてホームボタンを押すのがコツのようだ。慣れるまではしばらくかかるかもしれない。
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本日、かねてより検討中のiPhone 6を購入した。

  手で持ったときのホールド感は良好。電源スイッチが右側面になったので、押しやすくなった。筐体がさらに薄くなったので、軽く感じる。ホーム画面に配列できるアプリの数が増えたので、アプリにアクセスしやすくなった。画面のサイズがひとまわり大きくなったので、キーボードのタッチミスが少なくなった。また、テレビや映画の映像を見るときも、これまでより迫力のある映像が楽しめる。

 このように、買ったばかりの印象では、良いことづくめのように感じられる。唯一まだ試していないのは、指タッチの認証だ。これの設定が済めば、もっと使いやすくなるだろう。

 以上、ファーストインプレッションでした。

 
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 東京に50年以上も住んでいながら、有名な観光名所にもなっている築地市場に初めて行ってみた。観光の目玉ともいわれる早朝のマグロ競りの見学をしようと、朝4時半に家を出て、JR始発で新橋まで行き、タクシーで築地市場に駆けつけたのだが、時遅し!すでに午前4時に見学希望者が120人の定員に達し、見学はかなわないというのだ。すでに、外国人グループなどが専用の着衣を身につけて、ワクワク顔で待っているではないか!われわれと同じく、出遅れて断られている外国人も。まあ、私たちは都内に住んでいるのだから、またこの次の機会にと、あきらめることにした。

築地市場 午前5時、外国人の見学者



















 悔しいので、さっそく市場の中にある人気の寿司店「大和寿司」にいくと、長蛇の行列。いちばん人気は「寿司大」なのだが、こちらは行列が延々と続き、1時間以上は待たねば入れそうにない。大和寿司は30分ほど待って入ることができた。さすがにネタは新鮮でおいしい。 

 座席の隣には、大型のデジタル一眼レフを抱えた外国人観光客がいて、寿司などをバシバシ撮っていた。私は多少気が引けたので、iPhoneのカメラで若干記念撮影した。








  食事を終えて、外に出ると、空がだいぶ明るくなっていた。市場で魚などを買い物。こういう中央市場は、どこでも活気にあふれているが、築地市場も例外ではない。以前、ベトナムと台湾とソウルでやはり観光名所である中央市場を見学したことがあるが、やはり活気にあふれていて楽しかったという記憶がある。

活気にあふれる築地市場



















 秋も深まりゆく朝方ということで、体がすっかり冷え込んでしまったので、市場のそばにある「米本珈琲店」に入ってみた。カプチーノを注文したのだが、これがまた実に美味しかった。

 築地市場は、またぜひ訪れてみたい東京名所だ。 

 
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 Appleスペシャルイベントで、iPadやMacなどの新製品が発表された。私はリアルタイムで見ることはできなかったが、ITmediaによると、「iPad Air2の厚さは6.1ミリと初代iPadの半分以下で、世界最薄をうたう。重さは437グラム」だとのこと。このほか、指紋認証にも対応している。カメラの性能もiPhone並に向上している。

 437gであれば、片手でも持てるので、使い勝手は大幅に向上しているのでないだろうか。新しい大型電子書籍端末として最適なものとなるかもしれない。店頭で現物を手にしてみるのが楽しみだ。Macの新型も魅力的だが、私の場合、Windows派なので、まだ様子見というところか。

参考サイト:

通勤時間に総復習、Appleスペシャルイベントまとめ
アップル、「iPad Air 2/iPad mini 3」発表--指紋認証搭載、従来モデルとスペックを比較
 
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 10月からNHKのEテレで始まった海外ドラマ「超能力ファミリー サンダーマン」を、家族と一緒に楽しんだ。あらかじめBDレコーダーに予約録画しておいたものだ。もともとは「日本語音声」のみで放送されているが、レコーダーの「音声・字幕」設定ボタンを操作することによって、「英語音声」+「日本語字幕」にして視聴することができるのだ。最近のBDレコーダーはすごい。子供にとっても楽しく英語を勉強できるので、ファミリー視聴にはオススメだ。いわゆる「シットコム」(Sitcom)というやつだ。でも、このドラマは掛け値なしに面白い。毎週の放送が楽しみだ。内容の紹介は次のサイトをごらんください。

超能力ファミリー サンダーマン

 
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 数あるソーシャルメディアの中でも、利用価値がとくに高いのは、「知識共有コミュニティ」だろう。代表例は、ウィキペディアとヤフー知恵袋。私が昨日利用したのは、「ヤフー知恵袋」。質問は「Appleの新製品発表会は日本時間で何時頃になりますか?」というもの。質問から半日もたたないうちに、正解が届いた。それによると、日本時間では、17日の午前2時からというものだった。残念ながら、就寝中でリアルタイムには見ることができないが、あす朝いちばんでチェックすることにしよう。どんなiPad新製品が発表されるか、いまからワクワクしている。

ヤフー知恵袋のQ&Aページ 

 なお、さらにぐぐってみたところ、次のような情報も得られた。やはり日本時間で17日午前2時からとのこと。1時からニコニコ生放送で実況中継するそうです。

・ 16日深夜に発表される新iPad AirとiPad mini Retinaのスペックを大胆予想
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ブログネタ
livedoor Blogを使いこなす設定・活用術教えて! に参加中!
 私はこれまで、いろんなブログサービスを使っていましたが、livedoorブログがいちばん使いやすいという結論に達しました。そこで、いまは放置状態にあるブログをlivedoorブログに「引っ越し」をしようと思い立ちました。

 livedoorブログには 「引っ越し」機能がついていますが、残念ながら私の使っていたブログは「引っ越し」の対象にはなっていません。そこで、livedoorの新規作成画面についている「evernote」ボタンを使って引っ越しをすることを考えました。 手順は次の通りです。
  1. 引っ越したいブログの画面を表示させ、タイトルを含めて範囲選択し、evernoteのノートブックに取り込む
  2. livedoorブログに新規作成画面をつくり、evernoteボタンを押して、 evernoteからノートを取り込む
 たったこれだけの簡単操作で、旧ブログのタイトルと本文を引っ越すことができます。写真も一緒に取り込むことができるので、超便利です。

 evernoteで作成した文章や写真を、このボタンを使って取り込むこともできますよ。この機能を使うと、evernoteで記事を書くこともできるし、evernoteと連携している「えばろぐ」などの投稿ツールを使って記事を書くこともできます。 evernote愛好者にはとても便利な使い方です。これもオススメ。
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 livedoorブログには、1つのアカウントで複数のブログを作る機能がついている。しかも基本的に無料。いままで別のブログサービスで、別のテーマのブログをつけていたが、手間を省くために、それらをlivedoorに引っ越すことにした。そこで活用したのが、livedoorの記事作成画面についているevernoteボタンだ。その手順は次の通り。
  1. 別ブログの中で、引っ越したい記事を選択→コピーし、web clipperで記事部分をevernoteの「ブログ」ノートブックに取り込む
  2. livedoorの新規記事画面を表示させ、evernoteボタンを押し、「ブログ」ノートブックを開き、取り込みたい記事を選択する
 これだけの簡単操作で、記事の引っ越しが完了する。見出しや写真なども、本文とともに元のまま再生されるので便利だ。

 この作業でわかったのだが、ブログの記事は、いま読み返すと、情報が古くて引っ越しにあたいしないものがけっこう多いということだ。そういう古くさくなった記事はもちろん引っ越しの対象から除外するようにしている。ブログの引っ越しは コンテンツのリフレッシュにも役立っている。
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 久しぶりにフェイスブックを開いてみたら、Trend Microから「プライバシー設定チェッカー」のお知らせが表示された。プライバシー侵害の危険を知らせるメッセージだ。さっそくチェッカーにかけてみたところ、私の投稿がすべて公開されていたり、「友達リクエスト」がだれからも受け取れるように設定されていたりと、プライバシーを犯されるリスクがある設定になっていることがわかった。さっそく、投稿の公開範囲は「友達」までとし、「友達リクエスト」を送信できる範囲を「友達の友達」までとするように、設定を変更した。同じように、Google+の公開範囲にも制限を施した。私の場合には、下のような設定とした。これで、フェイスブックからの迷惑メールが減ることを願っている。

facebook_privacy 一般に、アメリカ発のSNSでは、プライバシーのデフォルトの設定が、「全面公開」状態になっているようだ。プライバシーに関わる情報のだだ漏れを防ぐためには、まずはプライバシー設定の画面を開いて、きめ細かいプライバシー設定をすることが必要だろう。 
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 evernoteを使っているうちに、いつの間にか50以上のノートブックができてしまった。その結果、情報の振り分けをするのが面倒になってきた。最近では、月別のノートブックをつくって、大部分の情報をこのノートブックに投げ込むようになった。これだと、雑多な情報が月別のノートブックに混在するようになり、ライフログ的にはいいのだが、目的のノートを探すのに苦労するようにもなった。

 そこで、ノートブックをすべて見直し、 不要なものは削除することにした。また、ノートブックの上位フォルダであるところの「スタック」も減らすことにした。その結果、ノートブックは43個に整理され、またスタックも15個になった。これで、evernoteでの情報管理もより効率的なものになることを期待している。

 実際のところ、Google Chromeで保存したいと思うページやメールをWeb Clipperを使ってevernoteに保存しようとすると、表示されるノートブックは50ほどに限定されているために、保存に手間がかかる。その意味でも、ノートブックの数を絞り込むことは重要だ。

 ただ、将来的には、ノートブックが50を超えて増えていくことも十分予想される。その場合、アーカイブしておきたい現在不要なノートブックをどこかに保存しておくことはできないものだろうか?ご存じの方がいれば、ぜひ教えていただきたいものだ。 
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 3時限目の授業中、パソコンの画面がスクリーンに表示できなくなり、かなり焦った(*^^*)。口頭の説明でなんとか乗り切ったが、次回までに対策を考えなければ、、、

 授業後、研究室でバスの運行情報をチェック。都バスにはGPSが装備されているので、今バスがどこを走っているのかが一発でわかる。これでタイミングを見計らって出れば、ジャストタイミングでバスに乗ることができる。これは超便利なサービスだ。最近iPhoneを買った妻も喜んでいる。

  頃合いを見計らってバス停に行ってみると、長蛇の列だ。あまつさえ、半分以上の人がスマホをいじっているではないか!私と同じように、バスの運行状況をネットでチェックしているではあるまいか?
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 スマホからevernoteに文章や写真や音声を投稿するための代表的アプリとして、「えばろぐ」と「PostEver」の二つがある。ライフログという観点から、どちらがいいかを比較評価してみたい。私自身、最初に導入したのは「えばろぐ」だったが、PostEverもユーザーから強い支持を得ているようなので、こちらもインストールしてみた。

 機能的な多様さという点では、「えばろぐ」の方が「テンプレート」を使って、さまざまなスタイルの投稿画面をつくることができるので、シンプルな機能のPostEverを上回っている。画面のシンプルさと軽快さという点では、PostEverを好むユーザーもいるかもしれない。

  画面の左側が「えばろぐ」投稿画面、右側が「PostEver」の投稿画面だ。PostEverの方がシンプルで、テキストを入力するだけなら、PostEverの方が使いやすい。Atokの日本語変換、Atok Padなどとの連携機能がある点は、PostEverの方に軍配が上がる。しかし、iOS8以降は、「えばろぐ」でもAtok日本語変換機能は使えるようになっているので、とくに問題はない。

 PosEverの「売り」である、複数の日記を1日ごと一つのノートにまとめてくれるという機能だが、これも、実際にやってみると、それほどの魅力には感じられない。たしかに、1日の間にちょこちょこと書きためた1日分の「日記」を統合し、見返すのには便利だが、これはSmartteverと「えばろぐ」を連携させることでも実現できる機能だ。また、「iライフログ」というアプリにも、1日単位でログを時系列的にまとめて表示してくれる機能があり、こちらの方がスマートだ。

また、両者には写真を挿入してくれる機能がある。PostEverの場合には、テキストエディタしかないためか、挿入した写真が、その場では確認できず、evernoteやSmartEverを開いて確認する必要がある。しかも、写真の位置が、文章の上になってしまい、これだと文章が読みづらくなるという欠点もある。えばろぐの場合には、テキストの下に写真が挿入されるようになっている。また、写真欄でその場で写真を確認できるので安心だ。私にとっては、この方が安心で、見栄えも自然だ。

さらに、「テンプレートをカスタマイズして使える」「文中にタイムスタンプなどを自由に挿入できる」など、多機能性という点で「えばろぐ」の方が優れているように思われる。価格も、えばろぐがPostEverの4分の1という安さでお得感がある。

 ただまあ、1回ごとに比較的長いテキストだけを投稿して毎日の日記を加工という人には、PostEverがシンプルさと軽快さという点でおすすめかもしれない。逆に、ライフログとして、ほかのアプリと併用しながら、タグも活用してリッチなライフログをつくりたいという人、画面のカスタマイズ可能性を魅力に感じる人には「えばろぐ」がオススメだと思う。これからも、折に触れて、両者を比較しながら、なんらかの使い分けの道を探っていきたいと思っている。


 


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 私は物忘れが人一倍ひどいので、スマホにevenoteと連携したToDo専用のアプリがないものかと、ぐぐってみたのだが、どれも今ひとつ使い勝手がよくなかった。結局、最後に残ったのは、ちょっと高価ではあるが、Awesome noteという、カレンダー/リマインダー/To-do/ダイアリーを兼ね備えた多機能ノートアプリだった。これは以前使っていたことがあったのだが、挫折してしまい、削除していたものだ。

 しかし、このアプリを「To-do」「リマインダー」機能だけに絞り込んでみると、意外と使いやすいことがわかった。なので、しばらくの間は、このアプリを利用して物忘れ防止に役立てたいと思っている。

 
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 台風19号の勢力はかなり弱まっているようだ。進路は関東をめざしているものの、先週の台風18号ほどの強さではないようだ。今朝の大学のホームページによると、授業は平常どおりおこなうとのこと。これで一安心。

2014/10/13 6:28
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日記
16:21:07 せっかく「えばろぐ」という日記執筆のための便利なツールが手に入ったので、このアプリで書き込んだ文章を、EvernoteとSmartEverに送信するだけではなく、ブログにも投稿できないかと考えた。

幸い、私の使っているブログ(livedoor blog)にはevernoteの記事を取り込む機能が備わっている。

というわけで、早速これを試してみたのが、この文章だ。写真も添付してみました。

写真
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2014/10/12 16:25
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 日記アプリ「えばろぐ」は、日記を書いてevernoteに送信するのには最適のツールだと思うが、閲覧機能には欠けている。その点を補完してくれるのが、SmartEverというアプリだ。利用の手順は次のとおりだ。
  1. evernoteでSmartEverというタグを新規作成する
  2. 「えばろぐ」のテンプレート編集画面で「タグ」を選び、リストの中からSmartEverを選択する。
 これで、SmartEverを立ち上げると、えばろぐで書いた日記が順番に表示される。えばろぐは、いろんな形式のテンプレートを自由に作成できるので、非常にカスタマイズ性の高いアプリだ。用途に応じて、いろいろなタイプのテンプレートを作成しておくと、evernoteへの書き込みがきわめて効率的にできるようになるだろう。まさに、Web2.0の時代にふさわしいアプリといえよう。

 日記機能に限らず、SmartEverとえばろぐを組み合わせれば、たとえば、「アイディアノート」「備忘録」「買い物メモ」「書籍情報」など、いろいろなノートブックの中身にすばやくアクセスできるツールへと変身する。Google Chromeのウェブクリッパーと併用すると、さらに利用価値は高まる。ウェブクリッパーには、保存先のノートブックとタグの指定がおこなえる機能があるからだ。これら2つのアプリをevernoteと連携させれば、情報検索、整理ツールとして最強の武器になるのではないかという予感がしている。

※ なお、Evernote投稿専用アプリとしては、PostEverというのがある。これは、1日ごとにノートをまとめてくれるそうだが、価格が800円とやや高いのが難点だ。iライフログでも同じようなことが実現できるので、当面はえばろぐ1本で行きたいと思っている。


 


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 きのうから、ライフログのアプリaTimeLoggerを使い始めたが、いろいろと不満点があり、結局以前に使っていたiライフログに変更することにした。最大の理由は、ログをevernoteに残せるかどうかという点にある。前者は残せないが、後者は残せるのがメリットだ。また、ログはカレンダーにも反映されるので、一目で1日ごとの行動記録をながめることができる。次の記事が参考になる。

・ 行動ログアプリの決定版!「iライフログ」 – Evernoteにライフログ vol.4

 
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 さきほど、『ライフログHACKS!』という電子書籍をkindle readerで読んでいたら、スマホ用にずいぶん様々なライフログツールが開発されていることを知り、さっそくその中のいくつかを試すことにした。「毎日が10倍楽しくなる」という表紙のキャッチコピーは、あながち大げさではないかもしれない。テレビでいえば、「すべての番組を録画しておく」というのが、ライフログの発想なのだという。ライフログをつけることが苦にならないのは、スマホとクラウドの普及のおかげだろう。「日記やアルバム、家計簿、健康管理ノート、運動記録、仕事の記録」などは、すべてライフログの例である。これが、スマホとクラウドで簡単にできてしまうのだ。

 この本で紹介されていたスマホアプリの中で、今回導入しようと思っているのは、aTimeLogger(タイムログ)、RunKeeper(ジョギング、歩行の記録)、CashFlow(お金の出し入れの記録)、「えばろぐ」(日記)の4つだ。これで、生活のほぼすべてをログすることができる。三日坊主にならないように、楽しみながら使いこなしていきたいと思う。

記録するだけでうまくいく
佐々木正悟
ディスカヴァー・トゥエンティワン
2014-07-28



 



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 2005年から2006年にかけて、一時的に大流行した「WEB2.0」だが、最近ではほとんど聞かなくなった。多くのバズワードとともに、一時的な現象にすぎなかったのだろうか。ネットで検索しても、最新記事は2006年にまでさかのぼるといった具合のようだ。

 しかし、 Web2.0はインターネットの歴史の流れの中では、一つのエポックメイキングな一時期を形成したことは確かではないだろうか。梅田望夫氏が述べたように、webで2.0はウェブを一段階進化させたものだったからである。ただ、Web2.0熱がわずかの間に冷めてしまった本当の理由は、アメリカと日本との間の「ネット文化」の違いにあったことも事実である。Web2.0の基本的な理念は、日本のネット文化とは相容れないものであった。この点について、具体例をあげながら、若干の考察を加えてみたい。

Webの基本理念

 Web2.0の基本的理念は、人によってさまざまな形でとらえられていたが、私の場合には、次の7つの点から理解していた。
  1. ユーザーによる自由な情報の整理(カスタマイズ可能性)
  2. プラットフォームとしてのウェブ
  3. 貢献者(参加者、情報発信者)としてのユーザー
  4. ロングテール
  5. ウェブ社会への根本的信頼
  6. 分散性
  7. 集合知の活用
 このうち、2、4、6、7については、日本でもすっかり定着するようになったが、1、3、5については、必ずしも十分に理解され浸透していったとはいえないと思う。具体例として、写真共有サイトのFlickrを例として取り上げ、検討を加えていきたい。
   

flickrにみる日米ネット文化の違い

 Web2.0に関する当時の書籍をみると、「ユーザーによる自由な情報の整理」の代表的な事例として、写真共有サイトのflickrがあげられていた。しかし、当時の私は、このサービスについてまったく知らなかったので、その意味もピンと来なかったという記憶がある。

 最近になって、ようやくflickrを頻繁に使い始めるようになり、「ユーザーによる自由な情報の整理」の意味もある程度理解できるようになった。 また、flickrがアメリカのYahoo!によって運営されているにもかからわず、公式の日本語版がない理由についても、理解できるようになった。

 flickrの初期設定(デフォルト)をみると、アップロードした写真は、すべて「だれにでも公開される」という設定になっている。日本人ならふつう、写真共有サイトといえば、自分の撮った写真をバシバシと入れておく場所だと思う人が多いのではないだろうか?だから、デフォルトの設定は、当然、自分だけにしか見られないようになっていると思いがちだが、flickerでは、「すべて公開」が基本原則なのである。「自分だけにしか見られない」ようにするためには、Settingのページで、プライバシーの設定を細かく指定しなければならない。逆に言えば、プライバシーの設定をきめ細かく指定できるということが、Web2.0の「ユーザーによる自由な情報の整理」にぴったりあてはまるのである。Settingsのページを見ると、Personal information1,Privacy & Permission、Emails & Notification、Sharing & Extendingのタグに分かれていて、それぞれについて、実に詳細な「情報カスタマイズ」ができるようになっている。たとえば、Privacy & Permission の指定では次のような項目に分かれている。

・Who can access your original image? ⇒ Anyone (Recommended), Any Flicker member, People you folow, Your friends and family, Only you
・Allow others to share your stuff ⇒Yes please, that would be lovely, No, thanks
・Allow your stuff to be added to a gallery ⇒Yes please, that would be lovely, No, thanks 

等々(以下省略)。このように、初期設定画面で変更を加えない限り、あなたの投稿した写真ファイルは、すべての人の目に触れる可能性があり、また勝手にギャラリーに載せられる可能性がある。これはプライバシー侵害にもつながる問題だ、と多くの日本人は考えるのではないだろうか?このあたりは、ネット上での情報公開に鷹揚なアメリカのネット文化と、匿名性にこだわり、プライバシー保護に敏感な日本のネット文化との大きな違いを感じるのである。ちなみに、スマートフォン(iPhone iOS8搭載)には、フォトアルバムの写真をFlickrにアップする機能がついているが、そこでは、「プライバシー」設定ボタンがあり、「自分だけ」がデフォルトになっている。この点は、日本人の心性に合わせた設定のように感じられる。

 プライバシー情報の公開(自己開示の高さ)についての寛容度がアメリカでは日本よりも高いという点は、いくつかの研究でも明らかにされているが、flickrの初期設定にも、その一端がみられる。

 たしかに、さまざまなウェブサイトでは、「カスタマイズ化」が進んでいることは確かだが、わざわざ自分流のカスタマイズ化を自由につかいこなそうと思う日本人はどれくらいいるだろうか?デジタルネイティブでも、こうしたカスタマイズ化に積極的な若者は少数ではないだろうか?つまり、ウェブサービスのカスタマイズ化は進んでいるにも関わらず、日本人のウェブ利用は、アメリカに比べると画一的ではないかという仮説を、ここでは立てておきたい。

ウェブ社会への根本的信頼の欠如

 このように、個人情報の流出など、プライバシー情報に敏感な日本のネット文化の根底には、「ウェブ社会への根本的信頼の欠如」という独特の心性があるのではないか、と思う。新聞やテレビでは、しばしば個人情報流出やネットを悪用した犯罪の報道が過剰に報道されており、それが多くの日本人に「ネットは怖い」というゆがんだイメージを植え付けているように思われる。George Gerbnerにいわせれば、マスメディアがネット社会についてMean World Syndromeを培養しているということになろうか。

 その結果、多くの日本人は「ウェブ社会」への不信感をもち、プライベートな情報をアップすることに対してネガティブな態度をとっているように思われる。インターネットへの信頼度がほかの国々よりも低いことは、私も参加している「ワールドインターネットプロジェクト」の国際比較調査でも明らかになっている。この傾向は、ここ10年間ほど変化していない。

 したがって、「ウェブ社会への根本的信頼」を掲げたWeb2.0の文化は、日本ではまだまだ浸透してはいないというのが現状である。ウェブにおける情報のカスタマイズ化が進めば進むほど、flickrにみられるように、日本人は、プライバシーを厳しく守る方向に流れ、欧米との間の情報公開格差はますます進んでいくかもしれない。クリエイティブコモンズのようなウェブ上での自由な情報の流れは、日本ではなかなか進まないのではないだろうか?逆に、flickrのようなアメリカのオープンなウェブ文化を日本でも取り入れることによって、ウェブ社会への信頼を醸成するような試みがあっってもよいのかもしれない。その意味では、原則的に個人情報を公開するfacebookのようなSNSが日本のネット文化にどのような影響を及ぼすのか、今後注目していきたいと思う。



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 自宅のインターネット回線を、A社からN社に切り替えた。キャンペーンがあったのが主要な理由だ。しかし、スピードを計測したところ、両者の間にはほとんど差はなかった。あとは月々の利用料金がどのくらい安くなるかというところが気がかり。

 しかし、気のせいだろうか。ネットの接続速度が向上したように感じる。モデムはN社の方がコンパクトで場所をとらない。その他はどっちもどっちという感じだ。いずれにしても、わがマンションはVDSLしか使えないので、1ギガといった超速インターネットの恩恵に預かれないのが残念なところ。
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 写真を保管、整理するときには、自分のPCだけではなく、クラウドのサービスを利用するのが便利だ。どこからでも、必要なときにアクセスできるのが最大のメリットだろう。また、東日本大震災の教訓として、災害に遭ったとかPCがクラッシュしたなど、いざというときでも、セキュアなクラウドであれば、大切な写真にアクセスできるので重宝する。

 さて、現在ではこうした写真保管用のクラウドサービスはいくつもある。ざっと思いついただけでも、Flickr、ピカサ、フォト蔵、OneDrive、DropBox、Evernote、Eyefi等々がある。 それぞれ長所、短所はあるが、容量と料金と写真整理のしやすさ、ブログなどのサービスとの連携という点では、Flickrとピカサが比較的有利なのかな、という気がしている。Flickrは容量が1テラバイトという膨大なもので、これが一番の魅力といえる。ピカサは、ダウンロード、アップロードのしやすさとかGoogle Mapとの連携という点で、これもまた捨てがたい魅力をもっている。というわけで、私の場合には、写真保管、整理用のクラウドとしては、Flickrとピカサを使っている。ただし、Flickrの場合には、日本語の公式サイトというのはなく、英語バージョンになるので、使い勝手の面で、少々わかりづらいのが問題ではある。そこで、今回は、Flickrを使った写真の保管、整理法について、最新版をもとにメモしておきたいと思う。
   

アップロード時にアルバムを作成する

 アップロードした写真が多数ある場合には、必ず「アルバム」を作成し、名前をつけた上でアップロードすることが大切である。その手順は次の通り:

  1. 画面上部の「UPLOAD」ボタンをクリックする
  2. 写真をドロップするか、またはファイルを開いて、アップロードしたい写真を選択する
  3.  画面左の「Owner settings」で写真の公開範囲を指定する。なにも指定しないと、デフォルトでは、「すべての人に公開」になってしまうので、自分だけしかアクセスできないようにするために、「Privacy」の設定をOnly youまたはFamilyに限定する。
  4. 左側のメニュー欄のAdd to Albumsをクリックし、Albumの名前をつけて、アルバムを作成する
  5. 画面右上のUpload Photosをクリックする
  6. これで写真のアップロードが始まる
  7. アップロードが終わったら、「You」→「Albums」でアルバムを確認する
 この作業の中でもっとも大切なのは、「プライバシー」設定だろう。デフォルトでは、「すべての人に公開」となっているので、最初はこれを「自分だけ」と限定しておくのがセキュリティ上でも大事なところだ。そのあとで、公開してもよい写真を選び出して、順次公開するというのが安全な方法だと思う。

 ちなみに、下の写真は、Flickrで公開した写真の一枚だ。このサムネイルをクリックすると、もとの大きなサイズの写真がみられるので、何かと便利だ。非営利目的のダウンロード、再利用はご自由に!











 Flickrでのプライバシー設定の詳しい解説は、次のサイトが参考になります。

ちょっと待った!flickrを使い始める前にプライバシー設定を忘れずに!

 
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 きのう、授業でモバイルPCを使っていたら、USBメモリを認識できず、非常に困った事態に遭遇した。なんとか口頭の発表でしのいだものの、今後の授業に重大な支障をきたすと判断し、思い切って新しいモバイルPCを買おうと決めた。このモバイルPCは、ここ1年ほどの間に、次第に動作が遅くなり、なにかと問題を抱えていたが、ついに買い換えの時期にきたと判断したのである。ソフトを入れすぎたのが原因なのだろうか?それとも、いろんなUSBメモリを差し込んで使っていたのが原因なのか、いまだわからない。

 しかし、今回は私費で購入するのでなるべく予算を抑えることにし、6万円台までと想定し、Y電機に出向いた。もちろん、その前にネットの価格サイトでチェックしておいたのはいうまでもない。これならいいかなと思えたのは、H社とT社のPCだったが、H社のは直販サイトでしか購入できないのが難点。また、VGA端子がないので、候補からは外した。 残った機種は、T社のモバイルPC(高輝度LED11.6インチディスプレイ)だ。

 店頭で確認したところ、価格は72500円だとのこと。これでは予算オーバーだが、ポイントを20%つけてくれるとのことなので、それを差し引くと、実質約65000円くらいになるので、これで妥協することになった。台湾製や中国製なら、同じスペックでもっと安いものもあったのだが、やはり信頼性の高い国産がいいと思い、T社のモデルにすることにした。VGA端子もあるのでので、プレゼンテーションに困ることはないだろう。問題点としては、モバイルにしては重いこと(約1.5Kg)、バッテリーの持続時間がやや短いこと(約4時間)だろうか。しかし、これらも許容範囲といえる。最近は、屋外でも「電源カフェ」が増えているので、電源ケーブルをいっしょに持ち運べば不便はないだろう。

 65000円でも、「Office Home and Business」が付属するので、Word、Excel、Powerpointを新たに購入する必要はない。Officeは単体で28000円ほどするので、PC本体の実質価格は37000円となり、かなりお買い得といえる。あと、Windows8.1タッチモデル、Wireless、Bluetooth、500GBHDD、4ギガメモリなど、スペック的にはいうことなし。

 家に帰り、セットアップしたが、約2時間ほどで完了。なによりも、いま自宅で使っている大型ノートPCとまったく同じ環境でセットアップできたのが大きい。これは、マイクロソフトとグーグルのクラウドで同期させてセットアップを行ったおかげだ。ウェブブラウザのブックマークなども、大型PCとまったく同じでセッティングされる。これは手間を省く上で、非常に助かる。セットアップで一番時間がかかったのは、Evernoteの同期だ。なにしろ1300以上のノートを作成しているので、同期に夜中いっぱいかかったものと思われる。

 また、クラウドのおかげで、ふだんよく使うファイルをわざわざ新しいPCにコピーすることもないので大いに助かる。クラウドへの依存度はこれからますます高まるだろう。

 今回のPC買い換えで得た教訓は2つある。一つは、授業用のモバイルPCには最小限のソフトしか入れておかない、ということだ。もう一つは、USBメモリを極力使わないということだ。とくに、他人のUSBはウィルスに感染している可能性を排除できないので、注意が必要だろう。

  
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Flashairでカメラからスマホに転送した写真をブログにアップロードし、文章をつけたもの。この作業が瞬時にできる。
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 仕事からの帰り道、Y電機でWi-Fi機能を内蔵したSDカード(東芝製 FlasAir)を購入。16GBで定価は3400円(税込)とお安い(たまったポイントだけで購入できた)。帰宅後、さっそくWi-FiカードをCanon Kiss X7に装着し、iPhoneに画像を転送する実験を行った。ネット上のマニュアルなどを参考に悪戦苦闘した末、およそ1時間後にようやく転送に成功。これでEOS Kissのデジタル一眼がWi-Fiカメラに変身することになった。

 このカードでできるのは、カメラで撮影した写真をスマホやタブレットにワイヤレスで転送することだけだ。Wi-Fi環境がない場所でも、手元のスマホやタブレットに即転送できるようになったのは、ありがたいことだ。スマホに転送後、改めてWi-Maxなどのモバイルルータを介して、TwitterやFacebookに投稿したり、写真共有サイトに保存することができる。その場で写真入りのブログを作ることだってできるのだ。

 無料の専用アプリはiOS8にも対応しているようだ。いまのところ問題は発生していない。ただし、スマホなどに転送する際には、SDカードに内蔵されたWi-Fiにつないでおき、転送が終わったら、別のWi-Fi回線に切り替えなくてはならないのは、ちょっと面倒だ。しかし、3400円でWiFiカメラが手に入るのだから仕方のないところだろう。

 同じような機能をもったSDカードに、Eyefiカードがある。最近は、専用のクラウドに自動転送してくれるというが、クラウドの利用料金が年5000円も発生するのが難点だ。私の場合は、Flickr、PICASAに加入しているので、これ以上のクラウドは必要ない。これから、休日には、一眼レフカメラを持ち出して、WI-Fi写真ライフを存分に楽しみたい。

Flashair ホームページ

Flashair マニュアル





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 うちの子が「妖怪ウォッチ」にはまっている。幼児の頃は「アンパンマン」の大フアンだったが、いまでは全く振り返りもしない。小学生に入ると、「ポケモン」にはまったが、いまはテレビアニメを見るくらいだ。任天堂の3DSでいま四六時中やっているのは、「妖怪ウォッチ2」だ。「社会現象」などともいわれ、妖怪ウォッチがこれほどの大人気なのはなぜなのか?子供の話題はいつも妖怪ウォッチだが、私には今ひとつ理解できないでいる。

 雑誌『DIME』の最新号は、「妖怪ウォッチメガヒットの法則」という特集記事を組んでいる。これを読みながら、その人気の秘密を探りたい。

  それによると、「妖怪ウォッチ」の玩具だけで年間400億円の売り上げが予想され、これは10年に1度の大ヒットだそうな。雑誌では、メガヒットの法則として、次の4つをあげている。
  1.  異業種を取り込んだクロスメディア戦略
  2. ユーザーフレンドリーなゲームづくり
  3. リアリティにこだわるストーリー
  4. 幅広い年齢層をターゲット

異業種を取り込んだクロスメディア戦略

 「妖怪ウォッチ」は、ゲームメーカー「レベルファイブ」が中心となって、出版社、広告代理店、玩具メーカー、テレビ局、映画会社など10社以上の企業がプロジェクトを推進している。この点では、「ポケモン」と同様のクロスメディア戦略を展開しているといえる(下図参照 出典『DIME』2014年11月号,P.84)。


 クロスメディア














 これが、相乗効果を生み出し、大ヒットにつながっている。

ユーザーフレンドリーなゲームづくり


 「妖怪ウォッチ」は、家庭用ゲーム機のなかでも、とくに遊びやすさを徹底しているという。「章ごとに区切られているから、短い時間で少しずつクリアできて、子供がメリハリをもって遊べる」(『DIME』)とのことだ。また、ゲーム本編とは関係のないミニストーリーや探索できる要素をたくさん用意し、長く楽しめる仕組みを導入したことも、人気の秘密のようだ。

リアリティにこだわるストーリー


 雑誌によると、「妖怪ウォッチ」の物語や世界観は、ファンタジーでありながら、子供たちの日常生活を反映したものとなっている。アンケートなどで子供たちの悩みなどを収集し、「友達とケンカして仲直りできない」などといったリアルな悩みを描き、「妖怪という非日常とギャグで笑い飛ばす風刺的なストーリーで共感を呼んだ」という。

幅広い年代層をターゲットに

 アニメでは、「子供の喜びそうなベタなギャグが登場したかと思えば、『巨人の星』『北斗の拳』など70~80年代の懐かしネタのパロディが説明なしで登場。子供に理解不能なネタも、親との会話のきっかけとなり、大人を巻き込む仕掛けとなっている」(『DIME』)。こうして、小学生男子だけではなく、女子、親といった幅広い社会層に も受ける要素がつまっており、これが幅広い人気の秘密だという。

 もっとも、私などは子供の頃、マンガも読まず、テレビゲームもせずに育ったので、「妖怪ウォッチ」の世界にはあまりなじめない。子供を通して、少しでもこのアニメの人気の秘密に迫りたいと思う。 
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 iPadに待望のofficeソフトがインストールできるようになる。これで、iPadでもWord、Excel、Powerpointが自由に使えるようになり、iPadの利便性が飛躍的に高まるだろう。10月16日にも予想される次期iPadの発表が待たれる。

・ 日本マイクロソフト、iPad用Officeアプリを2014年内に国内発売
・ Apple、新型iPadは10月16日に開催するイベントで発表か
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 スマホの各種アプリの中で、天気情報や交通情報と並んで利用頻度の高い情報サービスとして、「ニュースアプリ」がある。朝日新聞、日経新聞などの伝統的マスメディアやヤフーニュースに加えて、幅広いニュースソースから分野ごとの最新ニュースを配信するアプリが次々と登場している。そのなかでも注目株は、「スマートニュース」と「グノシー」だろう。10月4日付「朝日新聞」は、つぎのように伝えている。

  スマホでざっとニュースを読む習慣は、まだ始まって日が浅い。初期段階でいかに利用者をつかむかが勝負の分かれ目とみて、日本発の主要アプリは、利用者拡大に力を入れる。
 スマートニュースは8月にグリーなどから36億円を集め、テレビCMなどに宣伝費を投じている。収入は今もゼロのままだが、12月には広告事業に乗り出す。記事の間にはさむ広告枠を売る。「早い時期に利益を出せる自信がある」(藤村厚夫執行役員)という。
 視線の先にあるのはライバルのグノシー(東京)だ。
 スマートニュースがこの1日に500万ダウンロードの達成を発表すると、翌日にはグノシーも600万を突破したと明かした。グノシーは、今春にKDDIなどから資金調達し、米英豪とカナダに進出。広告事業も昨年11月から始めるなど業界をリードしている。
 グノシーはフェイスブックなど交流サイトでの利用者の言動から興味の対象を分析し、表示する記事を選ぶ。その仕組みを応用し、興味に合わせた広告枠もつくった。売り上げは月2億円を超えている模様だ。

 実際にiPhoneに両アプリをインストールして、試用してみた。外見や情報源は似ているが、使いやすさなどでは、「スマートニュース」の方が勝っているように思える。日米版に切り替えられるのもありがたい。evernoteとの相性もいい。
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