最近では、デジタルデバイドという言葉を聞くこともほとんどなくなった。インターネットの世界では、言葉のはやりすたりも非常に速いと感じる。Web2.0もそうだった。
アマゾンでDigital Divideというキーワードを入れてみたら、2011年に発売された The Digital Divideというタイトルの本が出てきたので、さっそく注文してみた。到着してみると、半分がっかり。1990年代から2000年代にかけての、デジタル社会論の主立ったものの抜粋のような内容で、最新のデジタルデバイド論ではなかったのだ。
ただし、「デジタルネイティブ」(新世代)対「デジタルイミグラント」(旧世代)の間のデバイドが存在するという論考には、「なるほど」と思った。「デジタルネイティブ」初出の雑誌記事が掲載されていたので、これは引用先としても使えるかもという感じだ。ただ、このことばも、数年後には死語になってしまうかもしれないが、、、
※ウィキペディアには、「デジタルネイティブ」の項目がある。この中で、「ガートナーのPeter Sondergaardが名付けた名称」と記述されているが、これは間違っていると思われる。前掲書の中でmarc prenskyの雑誌論文が転載されており、Prensky氏が2001年に雑誌On the Horizon で、初めて「デジタルネイティブ」という言葉を使ったというのが正しいようだ。ウィキペディアのこの項目は、まだ「書きかけ」の状態にあり、いずれだれかが修正することを期待したい。ちなみに、英語版Wikipediaでは、語源について、Marc Prensky氏が2001年に初めて唱えた、と記述されている。ウィキペディアの場合、日本語版は英語版に比べて正確度が劣る面があることを示す一例といえるかもしれない。
アマゾンでDigital Divideというキーワードを入れてみたら、2011年に発売された The Digital Divideというタイトルの本が出てきたので、さっそく注文してみた。到着してみると、半分がっかり。1990年代から2000年代にかけての、デジタル社会論の主立ったものの抜粋のような内容で、最新のデジタルデバイド論ではなかったのだ。
ただし、「デジタルネイティブ」(新世代)対「デジタルイミグラント」(旧世代)の間のデバイドが存在するという論考には、「なるほど」と思った。「デジタルネイティブ」初出の雑誌記事が掲載されていたので、これは引用先としても使えるかもという感じだ。ただ、このことばも、数年後には死語になってしまうかもしれないが、、、
※ウィキペディアには、「デジタルネイティブ」の項目がある。この中で、「ガートナーのPeter Sondergaardが名付けた名称」と記述されているが、これは間違っていると思われる。前掲書の中でmarc prenskyの雑誌論文が転載されており、Prensky氏が2001年に雑誌On the Horizon で、初めて「デジタルネイティブ」という言葉を使ったというのが正しいようだ。ウィキペディアのこの項目は、まだ「書きかけ」の状態にあり、いずれだれかが修正することを期待したい。ちなみに、英語版Wikipediaでは、語源について、Marc Prensky氏が2001年に初めて唱えた、と記述されている。ウィキペディアの場合、日本語版は英語版に比べて正確度が劣る面があることを示す一例といえるかもしれない。
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