ワードやイラストレータでは、図形が比較的簡単に描けるが、Photoshopでは、意外に難しい。たとえば、塗りつぶしなしの円や長方形を描く場合、好みの矢印を描く場合など、どうやったらいいか分からなかった。ネット上で検索したところ、参考になるサイトがあり、ようやく習得したという感じだ。いわゆるPhotoshopのハウツー本には、こうしたことのTipsは書かれていないことが多い。参考になったサイトは、次のとおり。

【塗りつぶしなしの図形を描く方法】

Photoshopで塗りつぶしなしの円を描く

 ここでも紹介されているように、「レイヤー」→「レイヤースタイル」で設定するのが一番いいようだ。

【矢印を描く方法】

Photoshop講座(矢印を入れる)

 矢印の「詳細設定」は、Photoshop画面上に隠れているため、わかりづらい。直線ツールを選んだ後、

矢印の作成法1

 矢印の円形部分の▼をクリックすると、詳細設定ダイアログが表示される。これがわからなかった!あまりに小さくて、目立たないためだ。ちょっと不親切な感じ。

矢印作成法2

幅や長さについての解説は、上記のサイトを参照していただきたい。おすすめの設定は、上のように、幅300%、長さ300%だが、もちろん用途によって異なる設定も自由だ。

 以上2つの機能習得で、Photoshopを使った図形描画が飛躍的に簡単になった。ご参考までに、、

※ 曲線の矢印をつくるには、Photoshopは向いていない。いまのところ、ワードかイラストレータを使うしかないようだ。ただし、2月に発売される予定の「花子」(統合グラフィックソフト)では、矢印付き曲線を簡単に作成する機能が付加されているのようなので、発売を期待したい。

「花子2012」公式ウェブサイト