ムック『梅棹忠夫』を読んでいるところ。
 石毛直道氏によれば、梅棹さんが理系から文系に転身した経緯は、次のようだという。

 1961年に京都大学から理学博士を授与された学位論文、「動物の社会干渉についての実験的ならびに理論的研究」は、わが国における数理生態学の先駆的な業績である。 生態学的な視野と、数学でつちかわれた明晰な論理構成が、ユニークな人文科学者としての梅棹さんの学問をつくりあげたのである。

 なるほど、そうだったのか!

ムック「梅棹忠夫」とカード
 ムック『梅棹忠夫』と京大式カードとこざねと原稿用紙。すべて紙媒体