5月末頃から体調を崩していたために、このブログも休止状態になっていたが、ようやく体調が戻ってきたので、久しぶりにブログを再開したいと思っている。かねてからの懸案だったモバイルWimaxが、本日中にも入荷するので、それを使うのが楽しみだ。

 WiMaxルーターを使おうと思ったきっかけは、 最近、自宅のBDレコーダーが壊れてしまったことである。パナソニックのディーガを5年くらい使っていたのだが、BDディスクが再生されなくなるというトラブルが発生し、この際、最新型のレコーダーに買い替えようと思ったのである。

 テレビもパナソニックなので、BDレコーダーの後継機種もパナソニックにすることにした。最新のディーガを検索してわかったのだが、フラグシップの機種は、BXT970で、トリプルチューナー搭載、チャンネル録画(いわゆる全録)が可能、容量が5TBというものだ。Amazonの価格をみると、14万5000円くらいで、とても手が届く価格ではない。予算は5万円前後ということで探した結果、DMR-BZT665(※)という機種が5万円強で購入できることがわかったので、これを第一候補とすることにした。ヤマダ電機で交渉した結果、5万3000円+12%のポイントで購入することができた。実質価格は4万7000円くらいというところだろうか。

※この機種は夏モデルで、10月後半には後継の秋モデル(BRZ1000)に道を譲ることになった。しかし、性能面では、ほとんど変化はないようだ。 

 購入した機種は、トリプルチューナー搭載、Wi-Fi、容量1TBという、現時点では標準的な機種といえるだろう。5年前だったら、この3倍の値段はしたのではないだろうか。BDレコーダーも進化したものだと思う。全録機能は、あれば便利だとは思うが、いまのところ、それほどの必要性は感じないので、今回は見送ることにした。

 1TBという容量は、高精細画質で80時間以上の録画が可能である。足りなくなったら、外付けのUSB-HDD(2TBで約15000円)を取り付ければ、いくらでも容量を増やせるので、当面は、1TBでも十分だろう。長期間保存したい番組は、BDディスクにコピーすればよい。

 今回の機種グレードアップでいちばん役立っているのは、Wi-Fiによるネットワーク接続機能だ。これで、ネットの動画が大画面テレビで見られるようになった。YouTubeの動画を大画面で見るのは、新鮮な驚きだ。Hulu、アクトビラなどのVODも有料ながら見られるようになった。Tsutaya TVも有料だがテレビで見られるようになった。

 一番の収穫は、「外からどこでもスマホ視聴」という機能だろう。WiFiが使える環境であれば、世界中どこでも、自宅のレコーダーを一種のサーバー&チューナーとして、スマホやタブレット端末でテレビ番組を楽しむことができる。方法は簡単で、スマホに専用の無料アプリ Panasonic Media Accessをインストールするだけだ。

 私のもっているスマホは、iPhone5で、ワンセグ機能はなかったのだが、このBDレコーダーを入れたおかげで、スマホやタブレット端末からもテレビ視聴ができるようになった。これは本当に便利な機能だと思う。

 ただし、スマホでテレビや動画を視聴すると、パケット料が膨大になるので、7~8ギガという「パケット放題」の制限を超えてしまう恐れがある。そこで、この制約を取り払うために、WiMaxのモバイルルーターを導入しようと思ったわけである。

※ちなみに、こうした機能は、ソニー製のBDレコーダーでも実現している。パナソニックの後継機種では、他社製のテレビにも対応したリモコンがついているので、今後は、選択肢の幅が増えるものと予想される。