WiMaxを導入して以来、動画サイト利用の機会が大幅に増えた。別ブログでも書いたように、テレビのリモート視聴が、容量の制限なしで楽しめるようになったことが、そのきっかけだった。ついでに、動画配信サイト(’VOD)にも加入すれば、動画の選択肢が大幅に広がると考えた。

 ディーガで視聴可能なネット動画には、アクトビラ、Hulu、Tsutaya TVがある。最初はTsutaya TVのネット配信サービスをお試しで視聴することにしたのだが、1本あたり数百円の利用料金が発生すること、レンタルの視聴期間が短いことなどの難点があり、今は、Huluに加入して、映画やテレビドラマを楽しんでいる。子どもが大好きな「妖怪ウオッチ」が初回から無料で何話でも追加料金なしで見られるのが、なによりのメリットだと感じる。Tsutaya TVだと、3話以上を見ようとすると、有料(約300円)になってしまう。視聴意欲が半減する。

 Huluの場合、他のVODと同じように、視聴を中断しても、次に視聴するときには、続きから見ることができる。これは、録画したビデオと違う大きなメリットだ。タイムシフトとプレイスシフトで、好きなときに好きな時間だけ視聴することができるからだ。また、「マイリスト」といって、見たい動画をあらかじめ登録することができるのも便利だ。キーワードで好きな俳優や映画タイトルをすばやく検索もできる。 動画の本数は、YouTubeなどに比べれば少ないが、映像の質が高いことを考えれば、やむを得ないだろう。
 
 Tsutaya TVの場合、DVD,BDレンタルサービスに比べて、本数が桁違いに少ないのが難点だ。本当の映画好きには物足りなく感じるだろう。アメリカの映画やドラマが好きな人や、英会話の練習をしたい人には、Huluはコストパフォーマンス的に最適なサービスといえる。私も、Huluを英語のブラッシュアップのためにも活用したいと思っている。英語字幕付きの映像が楽しめる。一部の映画、ドラマには、英語字幕つきのものもある。いずれ試してみたいと思っている。10秒巻き戻し機能も、英語学習者にはありがたい。

 英語字幕を使ったHuluによる英語学習法については、次のサイトが大いに参考になる。

Huluを使った具体的な英語学習法
英語字幕・英語音声で見られるHuluの海外ドラマ一覧

 電車の中や隙間時間を埋めるコンテンツとして、Huluは大いに役立ってくれるだろう。日本の動画配信サイトでも、Huluに対抗できるサービスを提供するところが現れてほしいものだ。

 ※ 付言すると、HuluはPC画面、大画面TV、スマホ、タブレットのすべてに対応している。アプリは最新のバージョンのものにアップデートしておきたい。 ただし、ディーガで大画面TVを見る場合、英語字幕には対応していないのがちょっと残念。