仕事からの帰り道、Y電機でWi-Fi機能を内蔵したSDカード(東芝製 FlasAir)を購入。16GBで定価は3400円(税込)とお安い(たまったポイントだけで購入できた)。帰宅後、さっそくWi-FiカードをCanon Kiss X7に装着し、iPhoneに画像を転送する実験を行った。ネット上のマニュアルなどを参考に悪戦苦闘した末、およそ1時間後にようやく転送に成功。これでEOS Kissのデジタル一眼がWi-Fiカメラに変身することになった。

 このカードでできるのは、カメラで撮影した写真をスマホやタブレットにワイヤレスで転送することだけだ。Wi-Fi環境がない場所でも、手元のスマホやタブレットに即転送できるようになったのは、ありがたいことだ。スマホに転送後、改めてWi-Maxなどのモバイルルータを介して、TwitterやFacebookに投稿したり、写真共有サイトに保存することができる。その場で写真入りのブログを作ることだってできるのだ。

 無料の専用アプリはiOS8にも対応しているようだ。いまのところ問題は発生していない。ただし、スマホなどに転送する際には、SDカードに内蔵されたWi-Fiにつないでおき、転送が終わったら、別のWi-Fi回線に切り替えなくてはならないのは、ちょっと面倒だ。しかし、3400円でWiFiカメラが手に入るのだから仕方のないところだろう。

 同じような機能をもったSDカードに、Eyefiカードがある。最近は、専用のクラウドに自動転送してくれるというが、クラウドの利用料金が年5000円も発生するのが難点だ。私の場合は、Flickr、PICASAに加入しているので、これ以上のクラウドは必要ない。これから、休日には、一眼レフカメラを持ち出して、WI-Fi写真ライフを存分に楽しみたい。

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