iPhone5を持っていた頃は、カバーケースはかさばると考えて、透明樹脂の薄いカバーしかつけていなかった。しかし、iPhone6になると、サイズが大きくなったこと、角がとれてなめらかになったこと、薄くなったことなどのために、うっかりすると、ツルッとすべって落としてしまうかも、という不安を感じるようになった。万一落下してしまうと、実売価格9万円以上もするスマホの液晶画面が割れてしまい、悲惨なことになる。

 そこで、 落下しにくいよう、すべりにくい素材を使ったカバーケースを購入することにした。

 白と濃紺のおしゃれなケースで、気に入っている。小さなシステム手帳を持ち歩いているような感覚に襲われる。ずっと以前は、これの倍くらいの大きなシステム手帳を愛用していた時期があったが、久しぶりにそんな感覚を取り戻した。 

 とはいえ、 現代版のシステム手帳であるiPhone6は、まさに「万能手帳」といっても言い過ぎではない。日々の日記、スケジュール管理、カメラ、動画再生、ウェブ閲覧、SNS、書籍、ニュース、天気予報、ゲーム、家計簿、電卓、等々、ありとあらゆる情報とコミュニケーションのツールを詰め込んだ魔法の手お帳なのである。 しかも、指紋認証のタッチ登録のため、中身を見られる心配はいっさいない。

 このたびのiPhone6ならば、最低3年間くらいは使い込んでいけるという気がしている。これ以上の進化は望めないからだ。あとは、Felicaのような電子マネー機能がどこでも使えるようになればいいと思う。

 ただし、紙の手帳をなくしたわけではなく、最近になって改めて復活させることにした。その場での書き込みには、やはり紙の手帳にはかなわない。私の場合は、すぐに書き込まねばならないときは、紙の手帳にメモり、あとでiPhoneのスケジュールアプリやカレンダーに追記するという方法をとっている。スマホと紙の手帳の共存は、これからも続いていくだろう 。

※ なお、このカバーケースは、 テレビ視聴などのときに便利な、横置きのスタンドの機能もついている。iPhoneでテレビや映画を見ることの多い私にとっては、便利な機能だ。