賢い日本語入力変換アプリ Atok for iPad

  以前にもブログで書いたことがあるが、私は1990年代、NECのPC9800パソコンが出た当時からの「一太郎」ファンだ。いまは、一太郎からワードに乗り換えてしまったが、日本語変換「Atok」は愛用し続けている。なによりも、使いやすくて賢い日本語変換機能が気に入っている。

 先月、iOS8のリリースに合わせて、iPadやiPhoneでもAtokの日本語変換機能が使えるようになった。Atokのアプリをインストールし、「設定」→「一般」→「キーボード」→「新しいキーボードを追加」でAtok変換が使えるようになる。

 ただ、このアプリを購入した時点では、私自身はiPhoneしかもっておらず、Atokは「宝の持ち腐れ」状態にあった。というのは、iPhone用のAtokは、「あかさたな」のフリック変換しかサポートしておらず、Qwertyキーボード変換には対応していなかったからである。私はデジタルネイティブではなく、80年代の頃から、Qwertyキーボード操作に慣れ親しんでいた世代なので、ケータイのフリック操作にはなじめないでいるので、せっかく導入したAtokも使わずにいたのである。

 ところが、iPadを購入してみると、AtokがQwertyキーボードに対応していることがわかり、 いよいよAtokの出番となった次第である。いまさっそくしているのは、Atokでよく使うユーザー辞書の登録作業である。この作業は、Atokアプリを立ち上げて行うことがわかった。Atokアプリを立ち上げると、「ツール」→「単語一覧」として、+マークを押して単語登録を行う。この作業が完了すれば、iPadでもPCと同様に快適な日本語変換環境で文章をつくることができるようになるだろう。

快適手書き入力変換アプリ mazec

ついでに、もう一つ、手書き入力変換アプリのmazecを購入した。これがまた、実に賢いのだ。手書きの日本語を非常に高い精度で認識してくれる。漢字を忘れないためにもずつと使い続けたいものだ。iPhoneでもiPadでもつかうことができる。