進むテレビ離れ
最新のNHK国民生活時間調査(2015年実施)によると、1日の中でテレビを見る人(テレビの行為者率)は、約85%で、2010年に比べて4%も減少しています。また、1日あたりのテレビ視聴の全員平均時間は、平日で3時間18分で、2010年と比べると10分も減少しています。これは、ある意味、衝撃的な数字です。1975年以来はじめて、「テレビ離れ」が顕著に現れたからです。これに対し、「ビデオ・HDD・DVD」の行為者率は15%で、2010年に比べて4%も上昇しています。また、1995年以来、ビデオ・HDD・DVDの行為者平均時間は増える傾向にあります。明らかに、テレビ視聴を、これらの新しいメディア利用が置き換えている部分が少なくないようです。
躍進するネット動画配信サービス
YouTubeやニコニコ動画はおいておくとして、ここ数年、有料のオンデマンド・ネット動画配信サービスが人気を博すようになっています。例をあげると、Hulu、TSUTAYA TV、Netflix、Amazonプライムビデオ、U・Next、dTVなどがあります。料金は、各社違いますが、月額にして、400円から1000円くらいの間にあるようです。私が愛用しているのは、Amazonプライムビデオです。そこで、このサービスについて、簡単に紹介したいと思います。Amazonプライムビデオ
2015年9月にサービスを開始したサービスです。なによりもメリットは、料金が安いということです。年会費3900円で、アマゾンの宅配プライムサービスやプライムミュージックなどのサービスも受けられます。私はアマゾンで買い物をすることが多いので、そちらのサービスでも、元がとれていますから、プライムビデオはおまけのサービスとして利用させてもらっています。ラインアップされた映画やドラマもそれなりに豊富ですし、どうしても見たい映画は、350円から400円でレンタル視聴することができます。他のオンデマンドネット動画配信と同様に、PC、スマートフォン、タブレットに対応していますから、いつでも、どこでもユビキタスにサービスを受けられるのも大きなメリットといえるでしょう。
日曜日には、ゆっくり自宅で、1本か2本の映画を見て過ごすのが日課になっています。ネット動画配信の大競争時代に入り、テレビ離れは、今後ますます進んでいくのはないかと予想されます。



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